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狼と香辛料(Ⅱ) 電撃文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | メディアワークス/角川書店 |
発売年月日 | 2006/06/25 |
JAN | 9784840234511 |
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狼と香辛料(Ⅱ)
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商品レビュー
4
61件のお客様レビュー
安定した高レベル
前作にしてデビュー作に劣らない高レベルな作品である。今回は「信用買い」というリスキーな商いと、その失敗から訪れるロレンスの大ピンチが主軸のストーリーだが、この結末に関しては賛否の別れるところであろう。いつもヒーローが正しいとは限らないという終わり方である。見方を変えれば実に商人ら...
前作にしてデビュー作に劣らない高レベルな作品である。今回は「信用買い」というリスキーな商いと、その失敗から訪れるロレンスの大ピンチが主軸のストーリーだが、この結末に関しては賛否の別れるところであろう。いつもヒーローが正しいとは限らないという終わり方である。見方を変えれば実に商人らしいとも言える。破滅の危機に瀕して法をも恐れぬ姿勢には天晴れではあるが、それにしても仲間まで道連れにした際どい綱渡りである。しかも最後は脅迫まがいとも言えるのだから。商人同士のやり取りながら『一緒にするな』とのロレンスのセリフが痛快ではあったが、いやいやロレンスさんもあんまり大きな顔は出来ないよ、とのツッコミもしたくなる。ただ、面白い展開の物語ではあった。 しかし、それより何よりホロとロレンスの親密振りにはやられる。ホロの(油断こそしていないものの)無防備振りなどは、どこの新婚さんですか?というくらいの気の許し方に見える。2人の仲がちっとも進展しない作品が多い中で着実に進展するのは読んでいて実に楽しいのだが、それもこれも今回はノーラの存在が大きい。それを安直な三角関係(二股)にしていないところも上手だと思う。信頼はしているのだがどーにも気になる、気にしたくなるといった心情がチラチラ見え隠れしていて良かった。
DSK
「第一幕」 酔っ払ったせいなのか。 あのまま商談を続けて取引が成立してしまっていたら、味をしめて何度も繰り返すようになるのだろうな。 「第二幕」 雇って欲しい羊飼いは。 普通の行商人であれば迷うことなく頷いただろうが、共に旅する者がいる限り襲わる可能性は低いだろう。 「第三幕...
「第一幕」 酔っ払ったせいなのか。 あのまま商談を続けて取引が成立してしまっていたら、味をしめて何度も繰り返すようになるのだろうな。 「第二幕」 雇って欲しい羊飼いは。 普通の行商人であれば迷うことなく頷いただろうが、共に旅する者がいる限り襲わる可能性は低いだろう。 「第三幕」 哀れな目で見られる訳。 見事なまでに結託した者たちにやられてしまったが、詐欺だと理解したのなら何かしら手立てはないのか。 「第四幕」 賭けに出るために必要。 どれだけ必死に頭を下げたとしても、返してもらえる可能性が0に近ければ誰だって断りたくなるだろう。 「第五幕」 手伝うことを決めたが。 仕事の報酬は満足のいくものではあったとしても、これだけ危ない橋を渡るのだから当たり前の額だろう。 「第六幕」 裏切った者には粛清を。 自分たちもギリギリの状況で賭けたことだからこそ、取り分で下手に揉めるより消し去ろうとしたのだろ。
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リュビンハイゲンの町をめざすロレンスとホロは、狼が出るという道を安全に通行するため、ノーラ・アレントという羊飼いの少女に道案内を依頼します。彼女のおかげで無事にリュビンハイゲンにたどり着いた彼らでしたが、思いもかけないことに彼らの買い入れた武具が暴落し、ロレンスは多額の負債を抱え...
リュビンハイゲンの町をめざすロレンスとホロは、狼が出るという道を安全に通行するため、ノーラ・アレントという羊飼いの少女に道案内を依頼します。彼女のおかげで無事にリュビンハイゲンにたどり着いた彼らでしたが、思いもかけないことに彼らの買い入れた武具が暴落し、ロレンスは多額の負債を抱えることになります。このままでは破滅するという危機に追い込まれたロレンスは、一発逆転の商売を思いつき、実行に移そうとします。 今回は、ロレンスが身の危険に追い込まれて、ホロに救出される展開となっていますが、すこし彼女の特殊能力に頼ってしまっているような印象を受けました。もっとも、ホロというキャラクターの紹介を兼ねた巻という位置づけで、おそらく続巻では多用されることはないだろうと思うので、大きな欠陥というわけではないと考えます。
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