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0歳からはじまる子育てノート エリクソンからの贈りもの
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本評論社/日本評論社 |
発売年月日 | 2006/06/10 |
JAN | 9784535562349 |
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0歳からはじまる子育てノート
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商品レビュー
4.7
4件のお客様レビュー
育児書なんて、今まで読んだことも読もうと思ったこともなかったけれど、子どもが生まれてからにわかに興味が…。 何から読んでいいのかわからないので、人から借りたり、たまたま手にしたものから読んでいる。 本書は実家にあったので持ってきた。 「人はどう育つのか」を学ぶことは、自分がどう...
育児書なんて、今まで読んだことも読もうと思ったこともなかったけれど、子どもが生まれてからにわかに興味が…。 何から読んでいいのかわからないので、人から借りたり、たまたま手にしたものから読んでいる。 本書は実家にあったので持ってきた。 「人はどう育つのか」を学ぶことは、自分がどう育ってきたのかを振り返ることでもあり、なかなかおもしろい。 さて。 子どもの成長には、依存から自立へ、という過程が必要。 とくに1歳半くらいまでは「絶対依存の時期」で、周囲(とくに母親)に安心して依存できるという体験の積み重ねによって自信をつけ、やがて自立へと向かう。 これはどの育児書にも書いてあって、とても重要なことのようだ。 年配の人はよく「抱き癖がつくからあまり抱っこしないほうがいい」と言うが、その考え方は今では否定されている。 本書で強調されているのは、その次の発達過程で、となり近所や地域社会で育つことの必要性だ。 友だちと無我夢中になって駆けずり回って遊ぶことがいかに大切か。 お稽古事やスポーツチームといった関係性よりも、「近所のお友だち」との関係の中から得られるものがはるかに大きいという。 この点は、大人の目線からは得てして見落とされがちだが、たしかにその通りだと感じた。 もうひとつおもしろかったのが、肛門期(1~3歳)の捉え方。 うんちやおしっこは、子どもにとって本来「大切なもの」なのだそうだ(後から学習によって「汚いもの」と捉えるようになる)。 本当はずっと持っていたい大切なもの。 でも、排せつするとスッキリする。 ここで子どもは選択を迫られる。 出す? もう少し体にとっておく? 相反する二つの欲求の中で、子どもは自身で選択しなければならない。 つまり、自主性の芽生え。そういうことらしい。 だから、うんちが汚いものだと強調しすぎると、トイレットトレーニングが遅れるのだそうだ。 排せつ行為を、気持ちのいいもの、楽しいものだと捉えられなくなるから。 なるほど~。
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依存体験を十分に 自分の家、友達の家、外で遊ばせる 学校と家だけではだめ 排泄は気持ちのいいものだと教える 飛ばし読み
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これはぜひ手元に置いて、ことあるごとに読み返したいと思う良書です。 誕生から思春期までの子どものこころの成長について、親として、先生としての目線から、子どもたちをどう見るか、ヒントがたくさん詰まっています。 「厳しいしつけは偽りの前進をし、攻撃性を身につける」 この本の中にあった、胸に刺さった言葉です。ただただ誰かを責めるだけでは何も解決しない。これは子育てや教育現場に限ったことではないですが。
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