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晩年の父 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | 内容:晩年の父.思出.母から聞いた話 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
| 発売年月日 | 1981/09/01 |
| JAN | 9784003109816 |

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晩年の父
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商品レビュー
3.7
10件のお客様レビュー
鷗外が亡くなった時に、杏奴は13歳だった。鷗外47歳の時の子で、しかも女の子だったため、とても可愛がられた。 『晩年の父』は、彼女が25~26歳の頃に書いたもの。鷗外の華やかな経歴を知り、その日常的な公務の多忙さを知り、彼の家族関係を知り、そしてその作品のいくつかを読んだあとで、...
鷗外が亡くなった時に、杏奴は13歳だった。鷗外47歳の時の子で、しかも女の子だったため、とても可愛がられた。 『晩年の父』は、彼女が25~26歳の頃に書いたもの。鷗外の華やかな経歴を知り、その日常的な公務の多忙さを知り、彼の家族関係を知り、そしてその作品のいくつかを読んだあとで、このエッセイを読むと、なぜかほっとする。鷗外が頻繁に笑い、微笑んでいるからか。 父と母の微妙な関係を直感するエピソードがいい。鷗外、杏奴、母がそれぞれ人力車に乗り、長い土塀の屋敷を通りかかった時、鷗外はうしろを振り向き、微笑みながら、母に向けてステッキで土塀を指してみせる。杏奴は、その時の母の反応から、この屋敷にはなにか重大な秘密があるらしいことを知るのだ。 (p.s. 杏奴の弟・森類の『鷗外の子供たち』も読んだ。おもしろいが、露悪趣味丸出し。杏奴が怒って絶縁するのも無理はない。)
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ご息女の小堀杏奴さんが、晩年の森鴎外の様子を描いた本。 森鴎外というと、几帳面で神経質、厳しい性格をしてるのかと先入観を持っていたが、そうではないらしい。確かに几帳面で潔癖な性格をしていたが、子供に優しく、晩年は好々爺としていたことが分かる。 おもちゃを買ってあげたり、怒るこ...
ご息女の小堀杏奴さんが、晩年の森鴎外の様子を描いた本。 森鴎外というと、几帳面で神経質、厳しい性格をしてるのかと先入観を持っていたが、そうではないらしい。確かに几帳面で潔癖な性格をしていたが、子供に優しく、晩年は好々爺としていたことが分かる。 おもちゃを買ってあげたり、怒ることもほとんどなく、現代人の子育てパパとほとんど変わらない印象 ・あまり裕福ではなく、生活は苦しかったようだ。 ・島根県津和野生まれ。 ・鯖の味噌煮(下宿で出まくったため)と福神漬け(軍隊食で何度も出たので。)が嫌い。好きなものは茄子や胡瓜、筍などを煮たもの。桃、杏子、梅などに砂糖をかけて食べた。 ・小倉への出張。小倉は奥さんにとって楽しいところだったらしい。(実家の母と、杏奴母は不仲) ・生まれる前に日露戦役(姉の茉莉) ・子供が何人も死ぬ。 ・奥さんがとても綺麗だったらしい。
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厳しい陸軍軍医総監でもなく文豪でもなく、どの家庭にもいる子供に甘い父親そのもの。 日露戦争時、奥様を思い書いた詩を読むとこの人小説家より絶対詩人の方が適性だよ という感じるくらいど素人の私が読んでも素晴らしい詩。 人の容貌は冗談でも揶揄っていけないという教育方針は素晴らしい
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