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福家警部補の挨拶 創元クライム・クラブ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社/東京創元社 |
発売年月日 | 2006/06/30 |
JAN | 9784488012144 |
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福家警部補の挨拶
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商品レビュー
3.4
38件のお客様レビュー
倒叙ミステリー。いわゆる王道のサスペンス。 犯人の犯行が初めにあり、それを探偵が追い詰めていくというパターン。 刑事コロンボや古畑任三郎が有名だけど、こういった犯人を追い詰めていく推理物はドラマが多く、小説ではあまりない。特にシリーズものはこの福家警部補シリーズぐらいではないで...
倒叙ミステリー。いわゆる王道のサスペンス。 犯人の犯行が初めにあり、それを探偵が追い詰めていくというパターン。 刑事コロンボや古畑任三郎が有名だけど、こういった犯人を追い詰めていく推理物はドラマが多く、小説ではあまりない。特にシリーズものはこの福家警部補シリーズぐらいではないでしょうか。 著者は刑事コロンボの脚本の翻訳をしたこともあるらしく、本格的なストーリーになっています。 ただ、大抵の場合被害者がゴミのような人間で犯人に情状酌量の余地があるケースが多いので、追い詰められていくのにちょっと複雑な気分になることはあり。
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今春読んだ降田天著『偽りの春』が気に入って、倒叙ミステリーを探り発掘した。それなりに地位を築いた人物たちが、彼らにとって決して失うことのできぬモノを守るために犯した殺人を福家警部補が明かす。なるほど『刑事コロンボ』を彷彿とさせる。でも、福浦警部補のキャラ設定はもうひとつに思えて残...
今春読んだ降田天著『偽りの春』が気に入って、倒叙ミステリーを探り発掘した。それなりに地位を築いた人物たちが、彼らにとって決して失うことのできぬモノを守るために犯した殺人を福家警部補が明かす。なるほど『刑事コロンボ』を彷彿とさせる。でも、福浦警部補のキャラ設定はもうひとつに思えて残念だ。小柄な女性で、初対面ではおよそ捜査一課の警部補には見えないゆるキャラなのはいいんだけど、何か無駄がなさ過ぎる。いつも警察バッチを探すおとぼけはあっても、勤勉でかなりの自信家だ。コロンボはときに行き詰まり、市井で思いがけずヒントを得る人間臭さがあった。風貌においても、もっと強烈な個性が欲しい。続編があるので、そこんとこが強化されていくのかも。
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警部補に見えない、小柄な女性が鋭い観察力で事件を解決していく。 福家警部補のキャラクターが薄いのか、あまり興味が惹かれなかった。
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