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近代・戦争・国家 動員史観序説
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近代・戦争・国家 動員史観序説

畠山弘文【著】

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近代・戦争・国家 動員史観序説

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文眞堂/文眞堂
発売年月日 2006/04/25
JAN 9784830945410

近代・戦争・国家

¥385

商品レビュー

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2011/11/01

途中まで(8割ぐらい)。 主な仕事は、これまでの(19世紀型)社会科学の相対化かなと感じる。 ≪動員史観≫では、国家=戦争をより重要な概念枠として提出し、近代を再解釈する。 そこで提出されるのは、領域内の事物を戦争へと駆り立て≪動員≫をする国家像。これは、国家は市場や資本主義の...

途中まで(8割ぐらい)。 主な仕事は、これまでの(19世紀型)社会科学の相対化かなと感じる。 ≪動員史観≫では、国家=戦争をより重要な概念枠として提出し、近代を再解釈する。 そこで提出されるのは、領域内の事物を戦争へと駆り立て≪動員≫をする国家像。これは、国家は市場や資本主義の陰の存在で精々それを補完する役割ぐらいしか担わせてくれなかった旧来の社会科学への強力な異議申し立てだなと思う。 安易にモダンとポストモダンなんてわけもせず、≪動員≫という一つのアイディアで近世近代現代全てを説明しきってしまうのは見通しも良く、説得力も高い。 一方で、社会理論としての≪動員史観≫には疑問符。 権力論を度々援用するが、権力の所作の痕跡をひとつひとつ≪動員≫と言い換えてるだけではなんて邪推もしてしまった。正直、国家論としての≪動員史観≫の比喩的な援用としか思えなかった。

Posted by ブクログ

2006/05/25

ヴェーバーとフーコーを軸にした現代分析の本。モダンとポストモダンの邂逅点。社会学部は必読。フーコー初心者も目を通すといいかもしれない。 援助交際だの、1998年フランス大会だの分かりやすい話もあって良い。 ttp://d.hatena.ne.jp/odanakanaoki/co...

ヴェーバーとフーコーを軸にした現代分析の本。モダンとポストモダンの邂逅点。社会学部は必読。フーコー初心者も目を通すといいかもしれない。 援助交際だの、1998年フランス大会だの分かりやすい話もあって良い。 ttp://d.hatena.ne.jp/odanakanaoki/comment?date=20060525#c ↑こんなバカ話も出来る。社会科学って爆笑ものだなあ、と思える好例。

Posted by ブクログ

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