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世界共和国へ 資本=ネーション=国家を超えて 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 2006/04/20 |
JAN | 9784004310013 |
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商品レビュー
3.7
34件のお客様レビュー
柄谷氏の「世界史の構造」(岩波現代文庫)を読んで感銘を受けたので、続けて本書を購入しました。私は「トランスクリティーク」はまだ読んでいないので、そことの比較はできませんが、本書は「世界史の構造」の理解を深めるためにはちょうどよかったと思います。世界史の構造を交換様式から分析すると...
柄谷氏の「世界史の構造」(岩波現代文庫)を読んで感銘を受けたので、続けて本書を購入しました。私は「トランスクリティーク」はまだ読んでいないので、そことの比較はできませんが、本書は「世界史の構造」の理解を深めるためにはちょうどよかったと思います。世界史の構造を交換様式から分析するということで、様式AからDまでがあるわけですが、そこの用語は「世界史の構造」から少し変更が加えられていました。個人的には本書の用語の方がしっくりきます。また「世界史の構造」ではよくわかっていなかった点についても本書でだいぶ捕捉された感じがします。よってこれは人それぞれかもしれませんが、難易度が一番低い本書から読んで、そこから「世界史の構造」に進んでもOKですし、「世界史の構造」から読んで、それをさらに補足するために本書を読んでも大丈夫とは思いました。非常に多くの示唆が含まれていると思います。おすすめです。
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資本=ネーション=国家という結合体に覆われた現在の世界からは,それを超えるための理念も想像力も失われてしまった.資本制,ネーション,国家をそれぞれ3つの基礎的な交換様式から解明し,その結合体から抜け出す方法を「世界共和国」への道という形で探ってゆく.21世紀の世界を変える大胆な社...
資本=ネーション=国家という結合体に覆われた現在の世界からは,それを超えるための理念も想像力も失われてしまった.資本制,ネーション,国家をそれぞれ3つの基礎的な交換様式から解明し,その結合体から抜け出す方法を「世界共和国」への道という形で探ってゆく.21世紀の世界を変える大胆な社会構想. 序 資本=ネーション=国家について 1 理念と想像力なき時代 2 一九世紀から見た現在 第Ⅰ部 交換様式 1 「生産」から「交換」へ 2 「交換」の今日的意味 3 五つの社会構成体 第Ⅱ部 世界帝国 1章 共同体と国家 1 未開社会と戦争 2 国家の誕生 3 アジアの専制国家とギリシア・ローマ 4 封建制と自由都市 5 亜周辺のゆくえ 2章 貨幣と市場 1 商品交換とは何か 2 未開社会と原始社会 3 貨幣の起源 4 商人資本と金貸し資本 5 国家・貨幣・交易 3章 普遍宗教 1 普遍宗教と預言者 2 自由の相互性をめざして 第Ⅲ部 世界経済 1章 国 家 1 世界帝国から世界経済へ 2 絶対主義国家の誕生 3 国家と暴力 4 官僚支配と福祉国家 5 国家の自立性 2章 産業資本主義 1 マニュファクチュアの時代へ 2 生産=消費するプロレタリア 3 技術革新による存続 4 自己再生的システム 5 資本の限界 6 資本への対抗 3章 ネーション 1 ネーションの誕生 2 共同体の想像的回復 3 想像力としてのネーション 4 美学と想像力 5 ボロメオの環 4章 アソシエーショニズム 1 カントの構想 2 プルードンの構想 3 軽視された国家 4 アソシエーショニズムのために 第Ⅳ部 世界共和国 1 主権国家と帝国主義 2 「帝国」と広域国家 3 マルチチュードの限界 4 世界共和国へ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
商品交換という交換様式が強くなりすぎた時代に、どのようにして互酬原理や再配分原理を取り戻せば良いか。これまで、革命家たちは国家権力を握って産業資本主義的な経済を廃止することや、国家をアソシエーションに置き換えることを試みてきたが、いずれも上手くいかなかった。国家が内側から出てくるものではなく、外部に対してできあがるものだということを忘れてはいけない。筆者は、諸国が主権、とくに軍事力を譲渡するほかないと考えている。
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