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銀色の翼
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
発売年月日 | 2006/06/25 |
JAN | 9784163250106 |
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銀色の翼
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商品レビュー
2.8
8件のお客様レビュー
人間の業 なんとも言えない読後感 身体に欠陥をもつ主人公が自分語りをする。 五体満足でない場合、満足な人では考えられないようなことを考える。胸の内を告白するだけで、正直な分、人を引かせることもある。色々あって人は生きている。生きていく。何気ない日々にも色々なことがあって人生は流れ...
人間の業 なんとも言えない読後感 身体に欠陥をもつ主人公が自分語りをする。 五体満足でない場合、満足な人では考えられないようなことを考える。胸の内を告白するだけで、正直な分、人を引かせることもある。色々あって人は生きている。生きていく。何気ない日々にも色々なことがあって人生は流れていく。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
目次 ・銀色の翼 ・青いけむり 中編が二作。 どちらも身体的な痛みを感じるような作品。 読んでいて、あまり気持ちがよくない。 表題作は、脳腫瘍の後遺症としての頭痛を抱えて生きる主人公が、同じく慢性的な頭痛を抱えている女性と結婚し、止まっていた人生の時が動き出す話なのだが…。 妻が癌になったところから物語は大きく動き出す。 初期のガンとはいえ、術後ホルモンバランスの崩れから精神的に異常をきたしてくる妻。 何だか他人事とは思えない設定。 まあ、それでも、これはバッドエンドではない、のだろうと思う。 夫婦のことは夫婦にしかわからないのだから、前途は多難のはずだけど、主人公がようやく夫婦になれたと満足しているのなら、それはそれでありなのだろう。 ちなみに『銀色の翼』とは片頭痛の兆候である閃輝性暗点のことで、視野の一部が真っ白になって見えなくなり、その縁の部分がジグザグにチカチカと光ることを、芥川龍之介がこう呼んだのだそうです。 「青いけむり」は、さらによくわからない。 これは私小説なの? それともメタフィクションなの? 吉田がどうして主人公に会いたがったのか、自分の過去について語りたかったのかが全く分からなくて、ただただ独りよがりな態度が不気味なだけ。 どう理解したらよいのか、途方に暮れる。
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重いテーマというか、空気感。 頭痛もちの夫婦。 読みやすいんだけど、読後、偏頭痛しそうな ┌(; ̄◇ ̄)┘
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