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本当の潜水艦の戦い方 優れた用兵者が操る特異な艦種 光人社NF文庫
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本当の潜水艦の戦い方 優れた用兵者が操る特異な艦種 光人社NF文庫

中村秀樹【著】

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本当の潜水艦の戦い方 優れた用兵者が操る特異な艦種 光人社NF文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光人社/光人社
発売年月日 2006/06/14
JAN 9784769824930

本当の潜水艦の戦い方

¥220

商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2020/06/19

先の大戦を中心に、海上自衛隊に至るまでの、日本の潜水艦運営の拙さを論ずる。 潜水艦の、特に通常動力潜水艦の特性から、その利点を活かすには、通常の艦船とは違う発想が必要。日本はその真逆を行っており、無為に優秀な人材を散らせてしまった。 具体的な戦時中の作戦のデータをかなり詳細に...

先の大戦を中心に、海上自衛隊に至るまでの、日本の潜水艦運営の拙さを論ずる。 潜水艦の、特に通常動力潜水艦の特性から、その利点を活かすには、通常の艦船とは違う発想が必要。日本はその真逆を行っており、無為に優秀な人材を散らせてしまった。 具体的な戦時中の作戦のデータをかなり詳細に語っていて、そこに興味のある人はいいんだろうが、結構見た目も漢数字ばかり並んでいてぶっ飛ばしてしまった。 日本人の民族特性として、優秀な下士官には向いているが、自由独立を旨とすべき潜水艦の運用には向いていないんじゃないかという。 うーん、なるほど。

Posted by ブクログ

2018/10/14

元海時潜水艦長経験者による潜水艦の用法を過去の戦争の実体に基づいて検証し、潜水艦の用法作戦を示すという売りなのだが、1:第二次大戦の帝国海軍の潜水艦に限られている。2:潜水艦が適切に使われていない!という怨念がもの凄い。3:海上自衛隊においても潜水艦が組織や人事においても軽視され...

元海時潜水艦長経験者による潜水艦の用法を過去の戦争の実体に基づいて検証し、潜水艦の用法作戦を示すという売りなのだが、1:第二次大戦の帝国海軍の潜水艦に限られている。2:潜水艦が適切に使われていない!という怨念がもの凄い。3:海上自衛隊においても潜水艦が組織や人事においても軽視されているという『怨念』ばかりが伝わってくる。第二次大戦の帝国海軍の潜水艦用兵の失敗の分析はともかく、他の怨念がもの凄い事と、現在の潜水艦の能力・用法については何ら言及されていない点が、題名と異なりとても残念であった。

Posted by ブクログ

2017/01/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 長期耐洋能力が潜水艦の武器としての長所だが、乗員の心理的ケア、精神状態を高レベルに保つ方法等は触れず。むしろ、乗員へ我慢を強いるが如き記述。◇注目点。①海自の潜水艦部隊は、ソ連潜水艦攻撃目的の集団。が、本来想定すべきは島嶼・本土の上陸部隊(艦船による兵員・武器輸送)に対する日本近海での邀撃(特に冷戦後に妥当)。これに有効とは言い難いとの指摘。②確定手順の効率化・細密化に独創性有るが、状況に即応した手順変更は不得手(正確には後手)な日本。同じ支出でも別の工夫は可能なのでは…。

Posted by ブクログ

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