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戦う動物園 旭山動物園と到津の森公園の物語 中公新書
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戦う動物園 旭山動物園と到津の森公園の物語 中公新書

小菅正夫, 岩野俊郎【著】, 島泰三【編】

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戦う動物園 旭山動物園と到津の森公園の物語 中公新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/中央公論新社
発売年月日 2006/07/25
JAN 9784121018557

戦う動物園

¥220

商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

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2020/03/17

社会と動物園の関わりを考えるのに適していました。これからも動物園が社会から望まれるものでありつつ、そのことを利用して来園者に動物とのふれあい以上のことを伝えられる場所であったらなあなんて思います。きっとみんなが考えるより動物園というのは切実だから。

Posted by ブクログ

2020/01/31

廃園を意識しながらも凄まじいV字回復を果たした北海道の旭山動物園、廃園しながらも市民らのサポートで存続が決まった北九州市到津の森公園。 両園の奇軌跡をたどった作品。 旭山の小菅園長は、性格上、全て勝ったか負けたかで考えるところがある。新しい視点で見習いたい。負けない戦いができ...

廃園を意識しながらも凄まじいV字回復を果たした北海道の旭山動物園、廃園しながらも市民らのサポートで存続が決まった北九州市到津の森公園。 両園の奇軌跡をたどった作品。 旭山の小菅園長は、性格上、全て勝ったか負けたかで考えるところがある。新しい視点で見習いたい。負けない戦いができる恍惚さもある。 到津が市民に支えられた園だなんて知らなかった。現在はどうなっているのだろう。 両園の軌跡に心打たれるばかりか、印象的だったのは、最終章だった。 林間学校での一幕。 蚊に刺された子の足に親が塗り薬を塗ってやる。子はそれが終わってもありがとうのひとことさえ言わない。自分が王様だと思っているからで、それでは母親のことを自分より大切な存在だなんて思わない。 核家族では、父親が帰ってこないから、人工保育状態で、子が王様になる。それでは親への感謝なんて持てない。 人間に育てられたチンパンジーはチンパンジーではない。社会的環境でしかチンパンジーにはなれないのだ。 過保護な親によっては、子の友達を選別しようとする輩がいるが、それは違う。高度な社会関係がないと人間ではなく、化物に育ってしまう。 岩野園長「人と比べて自分は。。と思うこともあったが、これが自分のいいところだと思うのには時間がかかった。」

Posted by ブクログ

2017/08/07

旭山動物園と到津動物園の園長たちの回想が綴られている。 良く経営学で取り上げられる題材だけれども、関係者との実際の生々しい駆け引きややり取りが記されている。この人達がしたことって一言で言えば本質を伝える工夫をしたってことだろうか。何が本質でどうすれば本質を見せることができるだろう...

旭山動物園と到津動物園の園長たちの回想が綴られている。 良く経営学で取り上げられる題材だけれども、関係者との実際の生々しい駆け引きややり取りが記されている。この人達がしたことって一言で言えば本質を伝える工夫をしたってことだろうか。何が本質でどうすれば本質を見せることができるだろう?

Posted by ブクログ

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