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戦国期関東公方の研究 思文閣史学叢書
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戦国期関東公方の研究 思文閣史学叢書

阿部能久【著】

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戦国期関東公方の研究 思文閣史学叢書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 思文閣出版/思文閣出版
発売年月日 2006/02/25
JAN 9784784212859

戦国期関東公方の研究

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2011/10/19

戦国期の古河公方即ち、室町時代の永享の乱で鎌倉公方が滅びた後復活した足利成氏とその子孫の機関・象徴的役割について研究した書物。(すばやく一読しただけなので厳密さにはかけるが) 得たものとして3点 ①祭祀的役割としての関東公方の役割は無言の圧力として残存。 後北条氏が血縁と推戴...

戦国期の古河公方即ち、室町時代の永享の乱で鎌倉公方が滅びた後復活した足利成氏とその子孫の機関・象徴的役割について研究した書物。(すばやく一読しただけなので厳密さにはかけるが) 得たものとして3点 ①祭祀的役割としての関東公方の役割は無言の圧力として残存。 後北条氏が血縁と推戴を行いそこから管領的役割に形式上任命され権威を受けることで関東統一を有利に。 また、豊臣秀吉も徳川関東将軍構想の掣肘として300石、3千石といった旗本並みの所領で公方の一族を封じるだけでかなりの政治的効果を見込んだ。 (晋宋における魏の末裔;陳留王や宋における会稽王;晋の後といたかんじか。) ②当初は足利成氏は幕府と協調姿勢。しかし上杉氏の単独強大化で対抗措置として叛乱を起こす ③現在の関西人からすると鎌倉付近と古河付近を比べると神奈川の発展を見て何故根拠地を移したのか疑問に思われるだろうが、1860年以降に横浜開港以前は寧ろ平野で広大な田地や水運を掌握していた古河のほうが遥かに根拠地として有利。

Posted by ブクログ

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