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真実のインパール 印度ビルマ作戦従軍記
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真実のインパール 印度ビルマ作戦従軍記

平久保正男【著】

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真実のインパール 印度ビルマ作戦従軍記

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光人社/光人社
発売年月日 2006/07/01
JAN 9784769813064

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真実のインパール

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2018/05/02

 インパール作戦という言葉は聞いたことがあるが、その中身については何も知らない。  新たに第31師団に配属された7名の同期生の話である。その中の一人である作者が、当時の記憶をたどりながら説明されている。内容は単調であるが、戦闘以外の実生活などが詳細に説明されている。  組織である...

 インパール作戦という言葉は聞いたことがあるが、その中身については何も知らない。  新たに第31師団に配属された7名の同期生の話である。その中の一人である作者が、当時の記憶をたどりながら説明されている。内容は単調であるが、戦闘以外の実生活などが詳細に説明されている。  組織であるから司令部や前線部隊があるのは当然として、その他に具体的に経理室なるものがあったことが興味をひいた。また、「集落で食料・物資を調達するときは、所持していたルピー貨幣を現地人に支払ったこと」や、終戦後に、「捕らえられる前に小銃をきれいに整備しておかないと英軍に笑われる」と思ったことや、「日本刀は兵器に含めて欲しくない」と思ったことなど、当時の「日本軍の魂・心情」も描かれている。英軍に兵器類を引き渡す際の引き渡し内訳書を英語で書かなくてはいけないので、三省堂の英和辞典とかコンサイス英和辞典を活用していたことが驚きであった。英軍やインド軍やビルマ人との会話の雰囲気もえがかれている。  歴史には現れてこないがほぼ真実に近い内容であると思う。そういう意味で、後世に残す価値のある一冊であると思う。

Posted by ブクログ

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