ステラのえほんさがし

リサ・キャンベルエルンスト【作】, 藤原宏之【訳】

• 販売会社／発売会社: 童心社/童心社
• 発売年月日: 2006/06/25
• JAN: 9784494007394

商品レビュー

2018/04/05

ワタクシ的、「図書館行く前」あるある。

まずは表紙の絵。
古き良き時代の図書貸出カードが描かれていてうれしくなってしまう。

バーコード管理になったいまも、借りた本にカードポケットがついていたり、
カードが残っていたりするとしみじみ眺めてしまいます。

一冊の本をめぐって一言感想を述べる町の人たちもいい。

返却期限に追われ、あわてて本をかき集める。
図書館を利用する多くの人は経験したことがあるのではないでしょうか。

図書館にまつわる、ドキドキ、安堵、期待が詰まった一冊です。

2016/05/22

ステラが図書館で借りた絵本が、いくら探しても見つかりません。5時までに返さないと、図書館の先生に怒られる！ 最後に見た場所を探しますが、本はいろんな人の手に渡って、どんどん遠くへ行ってしまったようで・・・。大事な本はどこにあるのかしら？ 町の人々を巻き込んで、ステラの絵本探しが始まります。

2013/11/22

ステラは今日中に、借りた本を図書館に返さなくてはいけません。
ところが本は見つからないまま、もうすぐ時計は５時。
ステラは司書さんに謝りに行くのですが・・・

借りた物を、他の人に貸してはいけません。
小さいころから言われている教訓ですが、それを守らなかったために町中が大騒ぎ！
それというのも、その絵本が多くの人を魅了する内容の本だったからのようですが。。。
ステラの後ろに、本に関わった人たちがどんどん増えて行く様子は、とても笑えました。 　
そして本が見つかった時のみんなの喜びようったら。
ステラの住む町が、1つの家のようだからこそ起きた騒動でもあるし、本を見つけることもできたのでしょう。
ちょっとうらやましいですね。
それにしても、警察官に家具やさん、子育て中のママに・・・多くのひとを夢中にさせたステラの借りた本。どんな本なんでしょう？
読んでみたいです！