1,800円以上の注文で送料無料

吹きぬけの青い空 学研の新・創作シリーズ
  • 中古
  • 書籍
  • 児童書
  • 1205-02-04

吹きぬけの青い空 学研の新・創作シリーズ

志津谷元子【作】, 福田岩緒【絵】

追加する に追加する

吹きぬけの青い空 学研の新・創作シリーズ

定価 ¥1,320

220 定価より1,100円(83%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 学習研究社/学習研究社
発売年月日 2006/07/07
JAN 9784052026010

吹きぬけの青い空

¥220

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2012/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

真の住むマンションは取り壊しが決まっている。住民の殆どは引っ越していった。けれど、ぼくの家ではなかなか新しい引っ越し先が決まらない。同じように、引っ越し先が決まらないのはあと4軒。 荒木田のじいさんと、津島のおばさんと、大久保えりこさんというお姉さん、そして真の家だ。 荒木田のじいさんは、ちょっと怖いじいさんで、フェンスの所で遊んでいたら怒られたりする。見張られているみたいで嫌い。津島さんは気の良いご近所さん。大久保さんは外出もほとんどしない、やせた女の人。立ち退き期限が近づくにつれ、それまで避けてきた荒木田さんと話すようになった。そして、みんなを知ってゆくうちに、真の気持ちも変わってゆく。 夏から冬にかけての物語。

Posted by ブクログ

2012/08/16

昔はおしゃれなマンションだったけど、今はお化け屋敷といわれるような古いマンションに住んでいる真。 もうすぐ取り壊されるから引っ越さないとといけない。 今、マンションに残っているのは、うちとやさしそうな津島のおばさん、謎めいた女性えり子さん、怖そうで苦手なじいさんの荒木田さんの4組...

昔はおしゃれなマンションだったけど、今はお化け屋敷といわれるような古いマンションに住んでいる真。 もうすぐ取り壊されるから引っ越さないとといけない。 今、マンションに残っているのは、うちとやさしそうな津島のおばさん、謎めいた女性えり子さん、怖そうで苦手なじいさんの荒木田さんの4組。 ひょんなことから荒木田のじいさんと親しくなったけど―。 「生きていく」って大変だって、大人は大抵知っています。まして、独りで生きていくことは…。でも子どもは、まだそんなことには気づきません。 そのことが荒木田さんの転居を通して、真にも伝わります。 独りで生きていく苦しさ、人に迷惑をかけたくない気持ち、支援することの難しさ、人の優しさ、人のつながり。 マンションは壊されてしまいますが、あの人たちはずっとつながっていくのだなぁと思うと、ほんのり心が暖かくなりました。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す