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短編小説のアメリカ52講 こんなにおもしろいアメリカン・ショート・ストーリーズ秘史 平凡社ライブラリー586
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短編小説のアメリカ52講 こんなにおもしろいアメリカン・ショート・ストーリーズ秘史 平凡社ライブラリー586

青山南【著】

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短編小説のアメリカ52講 こんなにおもしろいアメリカン・ショート・ストーリーズ秘史 平凡社ライブラリー586

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社/平凡社
発売年月日 2006/09/11
JAN 9784582765861

短編小説のアメリカ52講

¥550

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2013/07/21

何か勘違いをして、52編のアメリカのショートストーリーを紹介し、 その作家についてなどを話す、そんな講義を1つの本にしたもの、と勘違い。 12くらいまで読んだあたりで「いつになったら小説紹介されるんだろう、 前説長いな〜なんて思っていたあたしに幸あれ。です。 でも、どんな仕事...

何か勘違いをして、52編のアメリカのショートストーリーを紹介し、 その作家についてなどを話す、そんな講義を1つの本にしたもの、と勘違い。 12くらいまで読んだあたりで「いつになったら小説紹介されるんだろう、 前説長いな〜なんて思っていたあたしに幸あれ。です。 でも、どんな仕事や生き方にも役に立つ文章がたっぷりで、 あたしみたいにアメリカ小説にはあまりなじみがない、そう言った人にも問題なく読める筈。 例えば 「自分のことではなく、自分の外側のことに関心を払いなさい。自分のことが書きたい時は、距離をいっぱいとって、他人の目で、他人の厳しさで、自分を評価しなさい」 など。 また、作家になりたい少女が大学の創作科で学ぶ方法として提示されるのが 「まずは、なんでもいいから、なにかほかのものになろうとしてみましょう」として、、 全体に「あなた」に対する提案というか命令文になっている小説が紹介されている。 ずっとずっと「あなたは、あなたは」と言われ続け、ゆっくり朗読されたら暗示にかかりそうだ、というがその通り。 なんにも知らない作品ばかりの羅列なのに、全く飽きずに読み進められたのは、 書かれている内容が非常に平易で、具体的なのに作品に寄っかかっていなかったからだと思う。 いい文章、わかりやすい文章と言うのは実は、自立していて、 その周りの引用や紹介を抜き去ってもそれだけで背骨がしっかりしているものじゃないかと思う。 だからそのまますっくと立ち、形容詞のような働きの引用や他の作品が、 あくまでサブセットとして機能しているのだろう。 逆にこうきちんとした文章を書く人の推薦だ、と知って、 より読みたくなったもの。

Posted by ブクログ

2012/01/18

短編小説はアメリカの"a national art form"である、と。 編集者、アンソロジーの意義、女性作家の台頭、大学の創作科…とさまざまなテーマ。 とりあえず読みたくなったのはジョイス・キャロル・オーツが編んだ「オックスフォード版アメリカ短編小説」ベス...

短編小説はアメリカの"a national art form"である、と。 編集者、アンソロジーの意義、女性作家の台頭、大学の創作科…とさまざまなテーマ。 とりあえず読みたくなったのはジョイス・キャロル・オーツが編んだ「オックスフォード版アメリカ短編小説」ベストオブベスト!あとはアン・ビーティーを久々に。

Posted by ブクログ

2008/07/18

知らないことが多すぎた……。 これから色々と読んで生きたいと思う。 アメリカの短編小説の歴史、変遷がこんなにおもしろいとは思わなかった。 ジョン・エドガー・ワイズマンといういう人が言ったという「共感」のありかたに激しく「共感」 共感には2種類あって、 ?それ、わたしにも覚え...

知らないことが多すぎた……。 これから色々と読んで生きたいと思う。 アメリカの短編小説の歴史、変遷がこんなにおもしろいとは思わなかった。 ジョン・エドガー・ワイズマンといういう人が言ったという「共感」のありかたに激しく「共感」 共感には2種類あって、 ?それ、わたしにも覚えがある、わかるわかる、という共感。 ?それ、わたしには覚えがないけれど、すごいなあ、という共感。 がある。小説を読むときに必要なのは、? そして、?と?をごっちゃにしないように、と言っている。 ぶっちゃけ、ケータイ小説レビューによくある「共感」は?と?をごっちゃにしてるんだろうなあ、と思った。 創作科についての話もおもしろかった。 才能があれば作家になれる、というわけでもない、というのは深いと思う。 私も努力したい。

Posted by ブクログ

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