![エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001549/0015491771LL.jpg)
- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1206-03-07
エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること
![エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001549/0015491771LL.jpg)
定価 ¥1,650
990円 定価より660円(40%)おトク
獲得ポイント9P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 翔泳社/翔泳社 |
発売年月日 | 2006/09/27 |
JAN | 9784798111087 |
- 書籍
- 書籍
エロの敵
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
エロの敵
¥990
在庫なし
商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
エロの敵は、エロが「価値」を失ってしまうこと。どこにでもあり、いつでも手に入る、ありふれたものとなってしまうこと。お金を払う価値のないものと思われてしまうこと。 インターネットで情報が無料で見られる現代は、エロにとって生きにくい時代なのだ
Posted by
[ 内容 ] ヌードグラビアからアダルトビデオ全盛期を経て、ネット時代にエロメディアは大きな変革を迎えた。 あなたが知らないアダルトコンテンツの真実。 [ 目次 ] 1 消え行くエロ本文化(エロ雑誌時代の終焉;エロ雑誌の歴史;二極化するエロ雑誌 ほか) 2 「進化」するアダルト...
[ 内容 ] ヌードグラビアからアダルトビデオ全盛期を経て、ネット時代にエロメディアは大きな変革を迎えた。 あなたが知らないアダルトコンテンツの真実。 [ 目次 ] 1 消え行くエロ本文化(エロ雑誌時代の終焉;エロ雑誌の歴史;二極化するエロ雑誌 ほか) 2 「進化」するアダルトビデオ(AVの歴史1―ビデ倫全盛期;AVの歴史2―セルビデオの拡大;小さくなるモザイク ほか) 3 インターネットの影響と次世代アダルトメディア(次世代のアダルトメディアパッケージは?;ネットはAVを継ぐ者なのか?;日本は既にポルノが解禁されている ほか) 付録アダルトメディア年表 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
Posted by
エロ雑誌って、「風前の灯火」なんだって。いやー昔はそれなりにお世話になりましたよ、『スコラ』とか『デラべっぴん』とか『URECCO』とか。この本によると、オレの大学生時代がエロ雑誌の「黄金時代」だったそうでねぇ。でも、いまは相次ぐ休刊、リニューアルでいまや見る影もないんだとか。...
エロ雑誌って、「風前の灯火」なんだって。いやー昔はそれなりにお世話になりましたよ、『スコラ』とか『デラべっぴん』とか『URECCO』とか。この本によると、オレの大学生時代がエロ雑誌の「黄金時代」だったそうでねぇ。でも、いまは相次ぐ休刊、リニューアルでいまや見る影もないんだとか。残る雑誌も「エロ満載!140分DVD付録付き!」とかになっちゃって、雑誌にDVDがついてくるのか、DVDに雑誌がついてくるのかわかんね、みたいになってるそーな。 この本では、2人のライターがそれぞれ「エロ雑誌」と「エロビデオ(DVD)」を担当して、80年代後半ぐらいから現在に至るまでの流れを追っている。わりと手際よくまとめられていて、つるつる読める。この分野、村西とおるだとか末井昭だとかで役者には事欠かないが、そういう「列伝」風ではなく、あくまでも「業界」としての分析に終始。全体のトーンにあるは、「このインターネット時代にエロ雑誌・エロビデオがどー生き残っていくのか」という危機感だ。いわゆる「誰がアダルトメディアを殺すのか」……って、版元が『だれが「音楽」を殺すのか?』と同じだった。 なぜエロ雑誌は衰退していっているのか。著者は、「ヘアの解禁、ネットの普及で、ハダカの価値が暴落したから」というのを第一に挙げている。たしかに、昔はハダカは「貴重品」だった。ぶっちゃけハダカさえ載ってりゃ、商売になった。モノクロページでお遊びする余裕だってあった。でも今は、ちょーっと検索するだけで、いくらでもヌード写真ひっかかるもんなぁ。わざわざカネ出して買おうというものは、よほどモデルがイイとか、話題の人とか、工夫や演出がされてないと……ねぇ。著者は、若者にとって「エロはタダ」になった、と慨嘆している。 でも、こういう射程ではとらえられてないモノも、いっぱいあるよね。この本ではなんだか近頃の若者ったらすっかり枯れちゃって……みたいにも思えてくる書き方だが、若者のエロパワーは秋葉原方面ではまだまだ盛んでしょ。エロ雑誌、エロビデオが全盛期を過ぎたのだとしたら、それはアニメだとかコミックだとかゲームだとかに若者のエロぢからが拡散したせいではないだろうか。 こっち方面が視野に入ってないせいで、「インターネット時代のエロ表現」みたいな大上段振りかぶりもちょっと「ん~ちょっとストライクゾーンせまいんじゃないの?」と思える恨みが残る。 というわけでトリビアな要素としてはおもしろいし、実際業界にいる人が内側から書いたという点でリアルだし、実話誌が出てきた背景とかへーとか思っておもしろかったけど、うなずくばかりではなく疑問もわいてくる、そんな本です。
Posted by