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日本の個人主義 ちくま新書
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日本の個人主義 ちくま新書

小田中直樹【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 2006/06/10
JAN 9784480063069

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商品レビュー

2.9

9件のお客様レビュー

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2016/06/27

あまりレビューの評判はよくないのだが、それは現代が個人主義的であることを前提にして論をすすめているきらいがあるからではないだろうか。現代を多角的に吟味しなければ、大塚久雄解説書になってしまう。 筆者が言いたいことはきわめてシン プルであるが、そこにいたるまでのプロセスに多くの考...

あまりレビューの評判はよくないのだが、それは現代が個人主義的であることを前提にして論をすすめているきらいがあるからではないだろうか。現代を多角的に吟味しなければ、大塚久雄解説書になってしまう。 筆者が言いたいことはきわめてシン プルであるが、そこにいたるまでのプロセスに多くの考えさせられる部分がある。おすすめ文献なんてのも紹介されているので、日本人論の入り口になればと思う。

Posted by ブクログ

2015/08/29

さすがに大塚久雄ではシンドい。自立した個人、という極めて抽象的な近代的課題を抽象的な思想道具(それも黴臭い)で語るということをもう一回やってるのだけれど…。ちょっとこの著者、愚鈍にすぎる。子どもと写っている著者近影に人の良さは出てるのだろうけれど…。いわゆるザンネン本。

Posted by ブクログ

2014/03/30

 昨今の「構造改革」路線と同調するように「自己責任」が強調されている。護送船団方式とか横並びではなく、「個人の自律」が求められている。  しかし、このような問題意識は、けっして今に始まったワケじゃない。この日本で60年以上前から叫ばれ続けた「個人の自律」が、いったいどのような経...

 昨今の「構造改革」路線と同調するように「自己責任」が強調されている。護送船団方式とか横並びではなく、「個人の自律」が求められている。  しかし、このような問題意識は、けっして今に始まったワケじゃない。この日本で60年以上前から叫ばれ続けた「個人の自律」が、いったいどのような経過を経ていまもなお課題となっているのか。作者は大塚久雄という戦後啓蒙の巨人を参照しつつ、この古くも新しいテーマをたどっていく。  ニーチェやフーコーをどんどん引用して、たんに「思想」をもてあそぶ書物はいくらでもある。そこんところ、この本は「日本の」というベースにしっかりと寄り添って、「個人の自律」と、その問題点について考察している。  〈自律した個人〉は、はたして経済的に、また政治的に、社会をよりよくするだろうか。そもそも個人が〈自律〉することなんてできるのか。〈個人の自律〉なんて不可能だとしたポストモダンの言説はほんとうに正しいのか? こういう現代的な課題を、あえて60年間変わらぬ課題を通して考えていくところが興味深い。  すこし「あれ?」と思ったのは、「個人の自律」と「個人主義」がどこまで同じでどこからが違うのか、というところがあいまいだったところ。  とくに、現在の情勢といえば、一方で「自己責任」が叫ばれつつ、他方では「行きすぎた個人主義」が糾弾されたりしているわけで。教育現場では「日の丸君が代」と同時に「考えるチカラの重視」なんて言われたりして、ほんとワケわかんない。  この錯綜した現代について、どっかで踏み込んで語って欲しかったという思いもあった。 「個人の自律」が「古くて新しい課題」であることを、歴史のみならず脳科学やポストモダン言説も参照しつつ、ひろーーーーーーい視点から見取り図を描いてくれるという点で、読み物としてたいへん楽しいことはたしか。豊富な文献紹介も、ありがたい。

Posted by ブクログ

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