1,800円以上の注文で送料無料

非常民の民俗文化 生活民俗と差別昔話 ちくま学芸文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

非常民の民俗文化 生活民俗と差別昔話 ちくま学芸文庫

赤松啓介【著】

追加する に追加する

非常民の民俗文化 生活民俗と差別昔話 ちくま学芸文庫

定価 ¥1,650

1,155 定価より495円(30%)おトク

獲得ポイント10P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/9(土)~11/14(木)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 2006/08/10
JAN 9784480089991

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/9(土)~11/14(木)

非常民の民俗文化

¥1,155

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2018/11/05

在野の民俗学者がムラやスラム街の民俗、性風俗を描く。著者の実地の調査と実体験がベースとされている。思想的にはマルクス主義というか、その時代の雰囲気を纏っている。よって主張部分はアレなのだが、モノの見かたは貴重である。こどもの父親なんて分からん、と言うところはドーキンスなんかの本を...

在野の民俗学者がムラやスラム街の民俗、性風俗を描く。著者の実地の調査と実体験がベースとされている。思想的にはマルクス主義というか、その時代の雰囲気を纏っている。よって主張部分はアレなのだが、モノの見かたは貴重である。こどもの父親なんて分からん、と言うところはドーキンスなんかの本を思い出して面白い。 意外なところで、町田康の文体に影響を与えている?

Posted by ブクログ

2017/01/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2006年刊行。「夜這いの民俗学」等の著作を有する著者は、柳田国男の民俗学を上層階層のそれと喝破し、その一面性を打破すべく、非常民の、それも性をターゲットにしたフィールドワークによって、日本人の持つ固層を解読しようとしてきた。本書はその検証活動の集成というべきだろう。確かに、近現代の価値は多数の人に利益をもたらし、当然に有益だと承認した上でも、本書は日本の固層の、近現代の価値観とは異質な側面を知れる格好の書。上記を前提としつつ女性読者が増えればいいのに、とはないものねだりか。

Posted by ブクログ

2013/06/23

今住んでいる住宅街が村落であった当時、その村内における格差がたしかにあったことを感じるときがある。 その格差の一例がお寺の位牌の配置と戒名である。 上座と下座、左側と右側がある。またそれに応じて院号や庵主などが刻まれている。 このあからさまな格差というか序列というか、そんなものを...

今住んでいる住宅街が村落であった当時、その村内における格差がたしかにあったことを感じるときがある。 その格差の一例がお寺の位牌の配置と戒名である。 上座と下座、左側と右側がある。またそれに応じて院号や庵主などが刻まれている。 このあからさまな格差というか序列というか、そんなものを目の当たりにするとき、 なんとなく村の秩序と閉塞感を感じる。 きっと常民がいただろうし、非常民もいただろう。 非常民に至っては位牌すら存在しないのかもしれない。 そう思いながら幕末の宗門人別帳を図書館で探してみれば、 村役人もいるし、そこに住み込む下男や下女もいる。 本書を読んで初めてリアルな村社会、そういうものを直視するきっかけになった。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品