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迷走フェミニズム これでいいのか女と男
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迷走フェミニズム これでいいのか女と男

エリザベットバダンテール【著】, 夏目幸子【訳】

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迷走フェミニズム これでいいのか女と男

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新曜社/新曜社
発売年月日 2006/06/08
JAN 9784788509962

迷走フェミニズム

¥385

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2011/06/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

エリザベッド・ダランベールという、フランスでは知らない人はいないという程有名な哲学者・歴史家(らしい)による現代のフェミニズムに関する著書。 私は単に、フェミニズムって何?ということが知りたくて手に取ってみたのだけれど、この本の内容は“フェミニストによるフェミニズム批判”である。 アメリカではラディカルフェミニズムという極端で行き過ぎた感じのあるフェミニズムを主張する学者がいるらしく、著者はその批判し、フェミニズムの迷走に歯止めをかけようという目的で書いている。 もっとよく知りたいと思ったので、さらにこの著者の本を読んでみます。

Posted by ブクログ

2008/08/25

読みやすくて入りやすい。←これ、私にとってジェンダー関係の本ではとても重要だったりします。米国のラディカルフェミニズムを激しく批判しているところは、なんだかノリ切れなかったところもあるのですが、全体を通してすんなりと納得できるところが多かった。よかったです。

Posted by ブクログ

2006/12/27

『母性という神話』以来、久しぶりに筆者の本を手に取った。しばらく仏フェミニズムの動向をあまり聞かなかったので、勉強にもなり、新鮮な気分で読めた。本書では、筆者が主張する普遍主義フェミニズムは、米国のラディカル・フェミニズムに対するリベラル・フェミニズムとして対置されると理解した。...

『母性という神話』以来、久しぶりに筆者の本を手に取った。しばらく仏フェミニズムの動向をあまり聞かなかったので、勉強にもなり、新鮮な気分で読めた。本書では、筆者が主張する普遍主義フェミニズムは、米国のラディカル・フェミニズムに対するリベラル・フェミニズムとして対置されると理解した。日本の――とくにフェミニズムの文脈では、リベラリズムは決して肯定的に捉えられてこなかった気がするが、リベラルの中身も再検討すべき時期に来ているのかも知れない、という感想。字も大きく、訳も平易で一気呵成に読める。フェミニズムの基本的な発想が書いてある点も本書の長所だと思う反面、(ラディカル)フェミニズム批判の上に立っている意味で、基礎知識がないと誤読される可能性は否めないと思う。逆に、フェミニズムについて一定の知識があれば、対立軸もつかみ易く、興味深く読めるハズ。個人的には、素直な分節化や判り易い問題構成は、むしろ今のフェミニズムにとって有用性がある、と認めるべきかも知れない…と感じた。当然、大反論もありそうだが、フェミニズムが難解・晦渋になってしまっていることが、一方で誤解を招き、現実的な推進力を低下させてもいる気がするので。ラディカルへの評価については異論があるけれど、全般に肯定的に読むことができた一冊。

Posted by ブクログ

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