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蜻蛉日記の養女迎え 新典社選書20
定価 ¥1,980
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新典社 |
発売年月日 | 2006/09/15 |
JAN | 9784787967701 |
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蜻蛉日記の養女迎え
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※このレビューにはネタバレを含みます
正直なところ、『蜻蛉日記』にさほど興味がある訳でもなく、ましてや「養女迎えの段」に格別な関心がある訳でもないんだけど。 第3章「養女迎えの意図に関する研究史」が同時代の現実世界での養女迎えの在り方を描いてて面白かった。摂関政治で手頃な年頃の娘がいない場合に入内させるための養女を取るのはよく知られているが、アフター斎王で未婚の内親王が老後の為に養女を迎える…ってのは時代に即した処世術だと感心した。 あと衝撃的だったのは、夫婦が必ずしも同居しない時代だから養子縁組は個人でするものだったって事。こういう時代に、夜離れつつある夫が外で作って認知してない娘を敢えて養女に迎えた道綱母のあざとさってどうよ!
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