ガスパール こいぬをかう リサとガスパール

アングットマン【文】, ゲオルグハレンスレーベン【絵】, 石津ちひろ【訳】

• 販売会社／発売会社: ブロンズ新社
• 発売年月日: 2005/12/25
• JAN: 9784893092656

商品レビュー

2024/12/11

　　　　『ガスパール　こいぬをかう』

今回のおはなしは　ガスパール視点よ！

ひょんなことから…
ガスパールは犬を飼うことになるの。

かわいいおんなのこの　いぬだった
なまえは　なにがいいだろう？
クリュエラ？　エドヴィージュ？
そうだ……やっぱり
〈ブックルドール！〉

ブックルドールに　おこされたのは
まよなかの　ことだった
なんと　ぼくの　かいぞくせんが
おしっこで　びしょぬれ！

はんにんは　すぐに　わかった……
でも　ママには　ないしょさ
じぶんで　あらっちゃえば
へいきだもん

あぁ　ガスパール…なんていい子なの？
優しいわぁ…そうだよね！
ブックルドールの面倒はみなきゃね！

今回は、
ペットを飼うことによって
嬉しいこともいっぱいあるけど…
辛いことや
我慢しないといけないことも
同じくらいあるよ！
…ってことを　教えてくれているのね。

あぁ…
うちも飼う前に教えるべきだったぁ…♡

2008/12/10

リサとガスパールの絵本はほとんど全部読みました。
物心ついてからほぼキャラクターものにハマったことのない私が、唯一ハマったリサガス。
大２の頃は、ファイルにボールペン、ストラップにクリップ、ランチボックスにぬいぐるみ･･･と結構かためてました。
そんなある日、ガスパールが犬を飼う話を読んだのでした。
その犬の名前をＡと覚え間違えていた私は、この犬の名前がＡだと友人に主張しました。
ところが、読み返すと、そこにはＢの名が！
後日わかったことには、私が覚え間違えていたＡとは、リサの姉の名前だったのでした。
根拠があってよかった･･･。
シリーズの中で一番印象的な作品です。
･･･いや、二番目だな。

2008/11/13

「ペットを飼いたい」って子どもの頃一度はみんなお母さんにお願いしたことがあるはず・・・・
そんな子どもと、お母さんにお勧めの絵本です。

お母さんに反対されたけど、おばあちゃんから子犬をもらったガスパールが一生懸命世話をするんだけど、いたずら盛りの子犬に振り回されて・・・

ペットを飼う前に、この絵本を読んでお母さんと一緒に考えて欲しいお話です。
ガスパールはおばあちゃんがいたから良かったけど、「家はどうかな？」ってね。

油絵タッチのホンワカした可愛い絵なんだけど、なぜか後姿とかたたずまいに哀愁が漂っちゃう。
無表情だけど、表情がある不思議なキャラで結構好き