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初めての女性 少年と五人の誘惑 フランス書院文庫
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初めての女性 少年と五人の誘惑 フランス書院文庫

藤原創【著】

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初めての女性 少年と五人の誘惑 フランス書院文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院/フランス書院
発売年月日 2006/09/10
JAN 9784829614495

初めての女性

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商品レビュー

4

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2009/03/09

秀逸な官能描写に比べて腑に落ちないストーリー

好みによって評価の分かれる作品ではなかろうか。濃厚で耽美な情交シーンは申し分無くいやらしい。だが、ストーリーに違和感がある、というか細かなところで腑に落ちない点が幾つかあってどーにもノリ切れない。ストーリーを重視しなければ良作かもしれないが、官能+αを求める諸兄には落ち着かない作...

好みによって評価の分かれる作品ではなかろうか。濃厚で耽美な情交シーンは申し分無くいやらしい。だが、ストーリーに違和感がある、というか細かなところで腑に落ちない点が幾つかあってどーにもノリ切れない。ストーリーを重視しなければ良作かもしれないが、官能+αを求める諸兄には落ち着かない作品である。主人公が憧れる実姉がメインヒロインだが、酔った実姉に悪戯してこっぴどく叱られて以降、実姉は最後まで出てこない。その間、従姉→実姉の先輩→叔母(従姉の母)→学校の先生と渡り歩く。主人公が童貞クンだけに従姉と先輩には優位に進められながら寸止めである。叔母に筆おろしをして貰い、先生で自信をつけて再び実姉にアタックするのだが、ここまでに主人公はヒロイン達から2度目の情交をはぐらかされたり避けられたり無視されたりしている。一度きりと約束してのことなので当然の振る舞いではあるが、情交時の乱れ方や主人公を愛でるセリフからすると約束とはいえあんまりな気もしてくる。叔母などは主人公と触れ合えたことを何度も喜び、主人公のムスコを自分のものだと吐露さえしているにもかかわらずである。ただ、こうした不可解な反応をされた主人公なのにさほど同情しないのもまた不思議。欲ばかりが鼻に付く主人公の振る舞いもまた人徳に欠けるからだろうか。また、従姉の体験回数や先生がマンションを訪れた理由など、伏線と言うには小さくて微妙な事柄が幾つか未回収なままなので、本編には支障が無いもののヘンに気になる。最後は逆に優しくなった実姉に性懲りも無く迫る結末である。これもまた最後の最後こそ堕ちるが、それまで禁忌の背徳に拒む実姉をあれやこれやと言いくるめて追い込む主人公の姿に何だかみっともないものを感じた。それでも星4つは進呈できると思えるのはなぜだろう。作品全体の出来は悪くないのである。

DSK

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