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水の道具誌 岩波新書
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水の道具誌 岩波新書

山口昌伴【著】

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水の道具誌 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2006/08/18
JAN 9784004310327

水の道具誌

¥220

商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2023/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

水という当たり前にあるもの。 蛇口をひねれば出てくるもの。 だけれどもそれは日本では「そう」なだけ。 もちろんそんな時代の前には水をくむ作業ですら 井戸から遠ければ苦行だったわけで。 ここに出てくる水に関するものは ひねればジャーの時代になっては 使われないものも多いです。 だけれども、不便な時期だったからこそ存在した 気配りというものもあったことを 忘れてはいけないと思うのですよ。

Posted by ブクログ

2020/02/09

 教員とかしていると、様々なネタの仕込みがお仕事のメインということになる。山口さんのこの本は、掘り出し物というべき面白さで、おススメですね。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202002090000/

Posted by ブクログ

2017/10/09

金魚鉢、水煙管、鹿おどしなど水に関する道具を網羅。古の知恵を体感できる。 ジョウロが西洋の文化で、「植物にやさしい水やり」であるということはいまさらながらハッとさせられた。 懐石料亭などにあるカポーンと音がなるものが鹿おどしということは初めて知った。元々は畑の作物を鳥獣から守...

金魚鉢、水煙管、鹿おどしなど水に関する道具を網羅。古の知恵を体感できる。 ジョウロが西洋の文化で、「植物にやさしい水やり」であるということはいまさらながらハッとさせられた。 懐石料亭などにあるカポーンと音がなるものが鹿おどしということは初めて知った。元々は畑の作物を鳥獣から守るために音を出す装置だとか。 鮟鱇は吊るし切りという手順を踏まないと、肉や皮がひっついてしまい滅茶苦茶になってしまうらしい。 意外なのは、砥石が水の道具として紹介されていたこと。 砥石は砥粒の大きさで荒砥、中砥、仕上げ砥に分けられる。粒の細かい仕上げ砥は一丁200万とかする。 大工は「その腕は研ぎでわかる」と言われており、昔は仕上げ砥を買いに来る大工も結構いたそうだ。 井戸について。 昔、嫁取りの仲人が輿入れ先を見分けるのに、水場の遠さと井戸の深さがファクターとして用いていた。水汲みが遠いとそれだけでかなり家事が大変になるから。 最新の水道具。 消防士のインパルス銃という最新の水鉄砲は、圧縮した水を入れておいて、発射時に体積を膨張させて霧にする仕組み。一発あたり1.2Lの水を照射する。

Posted by ブクログ

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