殺×愛(3) きるらぶTHREE 富士見ファンタジア文庫

風見周【著】

• 販売会社／発売会社: 富士見書房/富士見書房
• 発売年月日: 2006/05/25
• JAN: 9784829118238

商品レビュー

2010/05/28

「サクヤを殺しなさい…

[文庫ＯＦＦ]

「サクヤを殺しなさい。あなたの手で」僕と対なる存在・アダムと名乗る少年は、笑みを浮かべたまま続ける。「できるでしょう。この街のためなら」―そう、僕は、彼女を、犠牲にできる。壊れていく世界を救うために、僕を殺しに来た対天使兵器の少女・サクヤ。この対天使兵器の存在価値は、あの人との約束を実現する道具たること。だから僕は、きみを犠牲にできる。なのに。記憶の欠片に宿るあの人が、僕のココロに囁く。密くん。大切なものから、逃げないで。殺すために恋をして×

2007/01/19

「サクヤを殺しなさい。あなたの手で」
僕と対なる存在・アダムと名乗る少年は、笑みを浮かべたまま続ける。
「できるでしょう。この街のためなら」
――そう、僕は、彼女を、犠牲にできる。
壊れていく世界を救うために、僕を殺しに来た対天使兵器の少女・サクヤ。
この対天使兵器の存在価値は、”あの人”との約束を実現する道具たること。
だから僕は、きみを犠牲にできる。
なのに。記憶の欠片に宿る”あの人”が、僕のココロに囁く。
　　　密くん。
《大切》なものから、逃げないで。
殺すために恋をして×死ぬために愛し合う僕らの”恋”。僕は初めてそれを、”痛い”と感じた――。

2006/08/29

前回出てきたアダムがいよいよ動き出しました。このアダム参戦により、二人の関係がどうなるかが見所になると思います。

俺としては一歩下がって、二歩進んだって感じでした。