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パニックの手 創元推理文庫
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パニックの手 創元推理文庫

ジョナサン・キャロル(著者), 浅羽莢子(訳者)

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パニックの手 創元推理文庫

定価 ¥792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/東京創元社
発売年月日 2006/05/31
JAN 9784488547097

パニックの手

¥550

商品レビュー

3.9

23件のお客様レビュー

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2010/05/28

「黒いカクテル」と二…

「黒いカクテル」と二分冊になった短編集。残酷な描写があるわけでもないのに、残酷さを感じさせるすごい作家だ。

文庫OFF

2024/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

パニックの手 (創元推理文庫) ヨーロッパの辛辣なユーモアと人生のささやかな楽しみが交差した短編集です。収録作品は以下の通り。 フィドルヘッド氏、おやおや町、秋物コレクション、友の最良の人間、細部の悲しさ、手を振る時を、ジェーン・フォンダの部屋、きみを四分の一過ぎて、ぼくのズーンデル、去ることを学んで、パニックの手 沢山の短編があるので、印象に残った物の感想をいくつか。 「おやおや町」は、もう引退間近の教授とその妻が雇った掃除婦が神様だったお話です。自分ではまじめに幸福に生きてきたはずの教授の前に過去の問題がいきなり押し寄せてきます。まっとうな人とは?幸せとは?を考えさせられながら、思わずニヤリとしてしまう短編の醍醐味を十分に堪能させてくれます。 「友の最良の人間」は、自分の片足と引き替えに助けた犬が入院先で知り合った重病の女の子を通じていろいろなことを教えてくれるというお話です。いろいろなことには知りたいこともありますが、知りたくないこともあります。世界幻想文学賞をもらったというこれも奇妙で愉快で怖い短編です。この作品は多分何かのアンソロジーに入っていて昔読んだことがあります。(よいよい竹蔵は何のアンソロジーだったかまでは当然?!覚えていません。) 「パニックの手」は、電車に乗り合わせた美しい母親と吃音癖のある娘との短い同席の間に起こる少しエロティックなお話です。主人公の幻想なのか?実際に起こった話なのか?その両方なのか? 全体的な感想は、奇妙な神様の登場と、男女の微妙なすれ違いの話が多かった木がします。 「おやおや町」では神様は何人もに分かれて人間と同じように生活しているし、「細部の悲しさ」での神様は、まわりの人が世話を焼いてあげないといろいろと世界に綻びを生じてしまうくらいボケはじめてしまっています。ジョナサン・キャロルの神様は、かくもユーモラスな設定で描かれます。 男女の関係も、出会ってから別れるまでにはお互いの気持として、恋、倦怠、失望、憎悪、諦め、愛といろいろなものがありますが、自分では気づかないだけで、常にこういった気持ちのすれ違いが起きているのではないか?(確かめてないのでわかりませんが)ということを気づかせてくれます。(余計なお世話とも言える) 巧みな物語と人生の機微。機会があったらもっと読みたい作家が増えました。 竹蔵

Posted by ブクログ

2019/04/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジョナサン・キャロルの短編集。ホラーがかった短編も、不条理な短編も、ファンタジーのような短編も。キャロルの小説を読んでいると、いつこのお話の向こうに深淵がのぞくのだろうと、いつも期待し、また恐怖してしまう。フィルヘッド氏、おやおや町、秋物コレクション、友の最良の人間、細部の悲しさ、ジェーン・フォンダの部屋、きみを四分の一過ぎて、ぼくのズーンデル、去ることを学んで、パニックの手。この中で、中編の「おやおや町」と「細部の悲しさ」がよかったな。どちらも「神」が出てくる。とっても神様とは見えないが…。

Posted by ブクログ