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地ブランド 日本を救う地域ブランド論
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 弘文堂/弘文堂 |
発売年月日 | 2006/08/31 |
JAN | 9784335460265 |
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商品レビュー
3.5
17件のお客様レビュー
博報堂さんが作られているだけあって、 ものすごくわかりやすいです。 拝ブランド主義なひと、多いと思うんですよね、 日本のマーケットは。 じゃあ、なんでブランドが必要なのか? ってのを論じてます。 途中で何カ所か出てくる、大学の先生とかのコラムが 超集中しないと頭に入ってこなく...
博報堂さんが作られているだけあって、 ものすごくわかりやすいです。 拝ブランド主義なひと、多いと思うんですよね、 日本のマーケットは。 じゃあ、なんでブランドが必要なのか? ってのを論じてます。 途中で何カ所か出てくる、大学の先生とかのコラムが 超集中しないと頭に入ってこなくて、 久しぶりに現代文のテストを解いてる心地になりました。 巻末の「テスト」、すごくいいです。 自分の脳内と向き合うために、よくできています。 あと、都道府県別の市町村コピーも、 北海道のは、採点する感じで読んでしまいました。 (おまえ、何様?というクレームは受付ません。笑) ami
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博報堂さんが作られているだけあって、 ものすごくわかりやすいです。 拝ブランド主義なひと、多いと思うんですよね、 日本のマーケットは。 じゃあ、なんでブランドが必要なのか? ってのを論じてます。 途中で何カ所か出てくる、大学の先生とかのコラムが 超集中しないと頭に入ってこなく...
博報堂さんが作られているだけあって、 ものすごくわかりやすいです。 拝ブランド主義なひと、多いと思うんですよね、 日本のマーケットは。 じゃあ、なんでブランドが必要なのか? ってのを論じてます。 途中で何カ所か出てくる、大学の先生とかのコラムが 超集中しないと頭に入ってこなくて、 久しぶりに現代文のテストを解いてる心地になりました。 巻末の「テスト」、すごくいいです。 自分の脳内と向き合うために、よくできています。 あと、都道府県別の市町村コピーも、 北海道のは、採点する感じで読んでしまいました。 (おまえ、何様?というクレームは受付ません。笑)
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※このレビューにはネタバレを含みます
地ブランドを作るために。 観光地ブランド=地域街の人にアピールして固有の歴史文化、自然風土やアクセスインフラの総合力で付加価値向上を目指す。=行きたい価値 特産品ブランド=その土地から生まれる農作物、海産物、地場の加工品などに地域名をつけることが付加価値となる状態=買いたい価値 暮らしブランド=そこに住む人にとっての快適さや誇れる地域としての価値=住みたい価値 この3つのなにを地ブランドとして打ち出すかを考えるが、3つとも勇気的に結びついている。 地域の誇りをソトに打ち出す=誇りを持てるものを見つける。 ブランドとは接点を通じて受け手となる人の頭の中にできるイメージの総和のこと。けっして高級品ではない。 ありとあらゆる受け手との接点の中でブランドイメージは作られる。 ブランドは、関係者のやる気、商品そのものの魅力、販促活動、流通との関係づくり、顧客満足最大化のためのフォロー、社会的評価評判の総和で決まる。 ブランドはお金に換算できる。 強いブランドの特徴は4つ。 1、オリジナリティ=ブランドの命、他と区別される明確にユニークな点。オンリーワン性。明確に特徴が表現でき、イメージが頭に浮かぶもの。 2、ブランドアイディア=イメージを明示化、可視化する仕掛けで、タグラインと呼ばれるコピーで表現される。ブランドのコンセプトを表すひとまとまりの言葉。ここが質が高いものになると関わるすべての人々の行動、コミュニケーションが規定され、整理され、共有される。例えばアップルの「think different」とかディズニーの「夢と魔法の王国」とか。 3、インターナルの信頼=内部の人たちの強くひきつけ、心を動かし、信頼させる力のこと。 4、継続力 常に現在と未来に向けて努力し続ける。伝統の蓄積に磨きをかけ続ける。PDCAサイクルを回し続ける力のこと。 ブランドの価値とは、送りてとしてお客様に示す約束のこと。その価値はブランドスタイルと呼ばれる目に見える価値で表現される。それは約束の言葉であるタグライン、スローガン、ロゴのこと。さらにそのブランドスタイルは商品自体の機能、広告、店舗、従業員、価格などありとあらゆる接点で実現され実体化する。 地域団体商標制度 地ブランドづくりの3STEP 1、人づくり、推進母体づくり 2、シンボルづくり 3、接点づくり 地ブランドヒットの法則 地域のイメージ資産を調べる=博報堂地ブランド基礎調査 客観的なイメージと離れている特産品はブランド化のハードルが高いと言える。 米と牛肉は地域名のネーミングで付加価値をつけやすい。 美味しさの黄金文脈=昔話のストーリーを特産品に与える。つまり、豊かな自然、親の愛情などを出自とし、何かしらの試練を乗り越え、丸みや気骨が備わり、権威から評価された、というストーリー。 オリジナリティを探すために、 切り口、当たり前に光を当てる。地域住民の消費傾向を調べる。地元学を活用する。 自分たちは何者かを考える=歴史を振り返る。転換点でどんな選択をしてきた地域なのかを考える。地域の未来についての意思を再確認する。SWOT分析をおこない、地域の強み弱み、市場における今後の機会、競合について考える。その上で提供できる価値は何かを言葉にする、言葉にするために、価値連鎖という考え方をもとに、その地域のもつ資産、属性を出発点とし、それがどんな機能価値を持つか、その機能がどのように人々にアピールする情緒価値となるか、最終的にコアコンセプトに直結する社会的生活的価値としてどう位置づけるかを考える。 お客様が誰かを考える=その地域に持っているイメージを自由に答えてもらう。 何を期待されているかを考える。 ブランドのコアコンセプトとは〜というブランドは一言で言えばお客様に○○を約束し、同時に△△のような性格を持ちます。ブランド〜は□□のような人たちに、◇◇を通じて☆☆のような価値と▽▽のような気分をもたらします。と言えるようにすること。
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