金持ち父さんの投資ガイド 入門編 投資力をつける16のレッスン

ロバートキヨサキ, シャロンレクター【著】, 白根美保子, 林康史, 今尾金久【訳】

• 内容紹介: ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』シリーズの第3弾。「入門編」と銘打たれた本書では、「投資力をつける16のレッスン」として、これまでの2冊になかった実践的な投資の知恵を提供。とはいえ、本書では「心構え」「考え方」「基本原則」がメインであり、具体的な投資の勉強向けの本ではなく自己啓発やマインドを変えるための情報として利用するのが良い内容である。
• 販売会社／発売会社: 筑摩書房
• 発売年月日: 2002/03/23
• JAN: 9784480863362

商品レビュー

2009/12/16

勉強になります

[yoko]

シリーズ３冊目。投資により、少ない損で大きな利を得るには勉強が必要。何も知らずに人の言いなりになっていては上手くいかない……「入門編」として、投資に対する心構え、考え方について述べられています。

2025/02/25

大抵の投資家は、市場が上昇し続けてほしいと言う願望と暴落するのではと言う恐怖の中に生きている。真の投資家は市場が上昇を続けようが暴落しようが、それには関係なくお金を儲ける。10%の金持ちが90%のお金を儲けている。100人のアメリカ人の内3人しか金持ちがいない。

⭐︎ブル（雄牛）は階段を登ってやってきて（強気相場）、ベア（熊）は窓から飛び出して行く（弱気相場）。
⭐︎安全を求めれば求めるほど、その人の人生には不足がでてくる。
⭐︎自分の不動産（リアルエステイト）を本当に所有することはない。不動産はいつも政府のもの。スペイン語で「王の」を意味するrealという言葉が使われている。固定資産税を未払いにしたら政府に差し押さえられらる。
⭐︎洗練された投資家になって有り余るお金を手に入れよう。時間に投資する。お金より時間が大事。
お金持ちになると思っていたら、お金は自分の望んでいるようになる。お金に関する言葉を沢山知ろう。

⭐︎投資する理由は、ただ1つ勤労所得不労所得やポートフォリオ所得（株式・債券・投資信託など）に変える資産を獲得すること。ある種の所得を他の種類の所得に変えるのが真の投資家の1番の目標。

第一に投資をする前に、自分自身をコントロールすること。金持ちになるプランとそれを実行するための自制心と少しの決意を持つ。淡々と退屈なプランを守れるか？

一生懸命に働いてお金を貯める人は大抵投資や危険だと思っている。そして何かが危険だと思っている人たちは大抵新しいことを学ぶのを避けようとする。

⭐︎肝心なのはどれぐらい値下がりしても、自分は大丈夫なのかだ。真の投資家は、利益が出たときに備えると同時に、市場が自分の持ったように動かなかったときに、そこから学ぶ用意もしていなければならない。市場から得られる最良の支援間違いから学ぶ方法。

３つの価値観
①安心②快適③金持ちであること
①と②は投資のプロにお金を託すことで可能。
③は時間を投資すること

・お金の面で安心できるための基本プラン
・お金の面で快適でいるためのプラン
→できるだけ機械的で定式化されたもの。プロの優秀な資産運用者にお金を託すこと。自分の感に頼らないこと。
・自分の人生で金銭的にどんなことが可能かを見つける

いつまでも若くいるための秘訣は成長してから何をしたいかを決めて成長し続けることだ。自分に低い評価を下して、人生の可能性を狭めるのは悲しい。質素な暮らしをしようと心がけ、節約をしてお金を貯め、それで自分賢いことをしていると思っているが、実際は賢いのではなくて制限しているだけ。
引退したら収入が減るだろうなどと言う人はより多くのもの得る人生ではなく、より少ないものを得るために、人生のプランを立てているのと同じ。せっかく神様が限りなく豊かな人生を用意してくれているのに、手に入れるものより少なくするように、自分自身を制限する計画を立てる事は無い。

2021/09/05

ファイナンシャル・リテラシーの大切さを強く感じさせる本。
投資=危険という考えの人は、一度読んでみてほしい。
人生プランを綿密に立て、事前に勉強して投資している人は全体の何割いるのだろうか。
投資をするにあたっての心構えが身につくと思う。
財務諸表をしっかり読めるようになろうと思った。