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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 2005/09/10 |
JAN | 9784480803900 |
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
坂本真典(まさふみさん、と読む、なぜかまさてるさんとずっと思っていた) の名前にぴぴっとくる。 えっと、確かクラフトエヴィング商会さんの本の写真をよく手がけていらっしゃる方のはず。 そして表紙の蓮の写真がメッチャ綺麗だったので、手に取る。 全編通して、蓮の写真がほんっと美しい。 一番すきなのは恋人のようによりそってる風なの、かな。 登場人物が倒れるのと同時に写真に写っているのも枯れた蓮になっていって、まさに写真と物語が一体。 物語は最初のへんの方が好き。 怜華さんが倒れた後の方は、あんまりしっくりこない感じ。 武田さんのお話は興味深い。ただ、植物でセラピーっとかまでいくと ちょっと水に汚い言葉を浴びせると結晶が壊れる、とかゆーエセ科学的な 匂いがしてくるのでちょっと引いてしまうんだな。 こう、ファンタジー内で思考する植物、とゆーのならおっけーなんだが、 素子さんの、あー題名忘れたー、なんか植物が愛してるっていってくれるやつ、あれは好きなんだけどなー。 なわけないじゃんっと否定するほどでもないんだけど、 だからって、人間と同じような感覚を植物にあてはめるのはちょっと違う気がする。 そう、村田エフェンディにあったように、神のような存在があっても、人が考える神という概念に嵌めこむべきじゃない。違う在り方のもの、というだけ、 というような・・・・。 でも、そうはいっても、やっぱり人は自分たちが考えうる範囲でしか ものを見ることができないんだけど。 あとがき読んで気づいたが、装丁がクラフトエヴィング商会さんだった。 しかも、物語自体、坂本さんの写真から生まれてきているらしい。 おおっ、そう思うとすごいっ。 にしても、ほんっと坂本さんの写真は綺麗だなあ。
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可憐な蕾、妖艶な花びら、そして気高い滅びの姿…。蓮の秘密は写しとられ、今、物語は生まれる。激しくも美しい、奇跡の恋物語。写真と小説との歓喜に満ちた出逢い。
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可憐な蕾、妖艶な花びら、そして気高い滅びの姿…。蓮の秘密は写し とられ、今、物語は生まれる。激しくも美しい、奇跡の恋物語。写真と 小説との歓喜に満ちた出逢い。
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