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漱石と不愉快なロンドン
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漱石と不愉快なロンドン

出口保夫【著】

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漱石と不愉快なロンドン

定価 ¥3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 柏書房/柏書房
発売年月日 2006/04/25
JAN 9784760129133

漱石と不愉快なロンドン

¥990

商品レビュー

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2016/09/01

1902年(明治35年)、文部省に届いた「夏目狂セリ」の電報。その報の後、漱石は急きょ帰国を命じられ、同年12月にロンドンを発つことになりました。電報でそのように表された漱石のロンドンでの2年間の留学生活は、一体どのようなものだったのでしょうか? 1900年から1902年に至る丸...

1902年(明治35年)、文部省に届いた「夏目狂セリ」の電報。その報の後、漱石は急きょ帰国を命じられ、同年12月にロンドンを発つことになりました。電報でそのように表された漱石のロンドンでの2年間の留学生活は、一体どのようなものだったのでしょうか? 1900年から1902年に至る丸2年間の天候・気温を明らかにし、漱石の手紙や日記と当時のロンドンの新聞・雑誌などの記事とを照合・分析。彼が過ごした時代を可能な限りリアルに描きだし、当時の空気が感じられるようになっています。

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2014/09/08

英の気候が合わず鬱発症、と思ってたけど違うらしい。キリスト教や土地柄等、英文学の背景には関心持たず。大学に通わず、個人教授も途中で断り、古書屋で買った大量の本をひたすら精読する日々。生活ぎりぎりとはいえ「官費」留学はずるい!w ビクトリア女王の葬列をやじうましたり、それなりに在英...

英の気候が合わず鬱発症、と思ってたけど違うらしい。キリスト教や土地柄等、英文学の背景には関心持たず。大学に通わず、個人教授も途中で断り、古書屋で買った大量の本をひたすら精読する日々。生活ぎりぎりとはいえ「官費」留学はずるい!w ビクトリア女王の葬列をやじうましたり、それなりに在英日本人との付き合いもあって、孤独とはいえない英滞在の様子。その生活は、100年後にかの地にオトナ留学した私とも共通点が結構ある(私は大学にはちゃんと通ってたけどw)。特に、帰国意欲が湧かずメンタルの調子崩す気持ちはよーくわかる!文豪が身近に思えた一冊でした。

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2012/07/02

初めて伝記の空白を埋め謎の留学時代を精述する。 漱石は2年間のロンドン生活をどのように送っていたのか。 行動、読書記録、食生活、天候・気温、街の様子、ニュース、流行…。 作家漱石を育んだ留学生活を再現。 河出書房新社1982年刊「ロンドンの夏目漱石」をもとに、新たな事実・資料、新...

初めて伝記の空白を埋め謎の留学時代を精述する。 漱石は2年間のロンドン生活をどのように送っていたのか。 行動、読書記録、食生活、天候・気温、街の様子、ニュース、流行…。 作家漱石を育んだ留学生活を再現。 河出書房新社1982年刊「ロンドンの夏目漱石」をもとに、新たな事実・資料、新説などを書き加え、全面的に加筆修正。

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