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ちゃんと話すための敬語の本 ちくまプリマー新書
定価 ¥836
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 2005/01/25 |
JAN | 9784480687012 |
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ちゃんと話すための敬語の本
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ちゃんと話すための敬語の本
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商品レビュー
3.7
26件のお客様レビュー
誰でも読める簡単な新書が実はめちゃくちゃ深い話だった。 敬語が好きか嫌いかで言うと自分は嫌いで別に無くてもいいのになと思って使ってはいます。ただ使い方がどうのこうのではなくなぜ敬語が存在するのか敬語そのものに焦点を当てた話になってます。結論から言えば敬語は古典の時代それこそ身分...
誰でも読める簡単な新書が実はめちゃくちゃ深い話だった。 敬語が好きか嫌いかで言うと自分は嫌いで別に無くてもいいのになと思って使ってはいます。ただ使い方がどうのこうのではなくなぜ敬語が存在するのか敬語そのものに焦点を当てた話になってます。結論から言えば敬語は古典の時代それこそ身分で分けられた時代からある言葉で人との心理的な距離感を演出しているのにすぎないのかなと思いました。尊敬しているからとか能力が高いから低いからなどの相手ベースではなく自分のために敬語を使うことができる、そんなメッセージ性の強いお話しでした。 敬語は相手のためではなく自分のために人間関係の効率化を図る道具だと思えたら少しは好きになれるはずです。
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10代前半向けに書かれた本で、とてもわかりやすい。理由の説明と身近な具体例で、今までモヤモヤしていたことをはっきりさせてくれた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
"ちゃんと話すための敬語 = いいかげんにテキトーに使う敬語" 敬語というものは、人と人との間に距離があることを前提とした言語である。 それ故に、人と距離を縮めたたいと感じたとき矛盾が生じる。 目上の人と仲が良くなりたいために敬語を崩して会話すると、相手からは敬語が聞けない無礼者という認識を持たれてしまう。 元々、敬語というものは、日本で身分制度があったときの名残であり、言わば古い時代の言葉である。 身分制度や階級制度がなくなった比較的フラットな現代において、「自分よりえらいか、えらくないか」という序列を元にした敬語というのはコミュニケーションの足枷になりかねない。 言葉というものは、時代によって変化する。 それと共に、敬語も時代によって変化していく必要がある。 日本人は時代に応じて、敬語という言葉と親密なコミュニケーションの落としどころを考えていく必要がある。
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