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都市・建築の現在 シリーズ都市・建築・歴史10

鈴木博之, 石山修武, 伊藤毅, 山岸常人【編】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京大学出版会/東京大学出版会
発売年月日 2006/08/21
JAN 9784130652100

都市・建築の現在

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2009/10/26

すべてに目を通していないが、五十嵐太郎の1968年五月革命を軸に論じた章と中川理の風景論として環境問題を論じた章がおもしろかった。 60年代に関しての言説に最近いろいろ目を通しているが、そこにはやはり今でさえ魅力的な思考が数多溢れている。 それをただ参照するのではなく現代において...

すべてに目を通していないが、五十嵐太郎の1968年五月革命を軸に論じた章と中川理の風景論として環境問題を論じた章がおもしろかった。 60年代に関しての言説に最近いろいろ目を通しているが、そこにはやはり今でさえ魅力的な思考が数多溢れている。 それをただ参照するのではなく現代において再解釈できれば、何か今までにない有用性が発見できるのではないか。 また風景論に関しての章では、明確な方法論の提示までには至っていない。 がしかし、近代資本主義社会がどれだけ蔓延し、それをどれだけ無条件無意識に受け入れているか、それによって環境問題さえ結果として資本主義のフレームの中だけの議論になってしまっているという。 現代における新たな「まなざし」の出現を契機に、主体客体の二元論から脱し、主体の取り込まれた風景としての環境を思考するべきである。 このような結論に至る。 環境問題において実際問題なのは、環境をどうするか以前に環境問題をどうするかなのだろう。

Posted by ブクログ

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