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緋色の迷宮 文春文庫
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緋色の迷宮 文春文庫

トマス・H.クック【著】, 村松潔【訳】

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緋色の迷宮 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 2006/09/04
JAN 9784167705336

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商品レビュー

3.7

14件のお客様レビュー

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2010/05/28

少女殺害事件の嫌疑が…

少女殺害事件の嫌疑が自分の息子にかけられた。父親の信じたい気持ちと疑いの間で揺れる苦悩が描かれる。

文庫OFF

2022/01/04

クライム小説の第一人者であり、〝記憶シリ-ズ〟でも名高いトマス・H・クックによる大人の心理サスペンス小説。平穏だった家族の生活が、少女失踪事件との関わりによって亀裂が生じはじめ、徐々にその深刻さを増していく・・・。原題「RED LEAVES(紅葉)」に隠れた背景的意味合いが、強烈...

クライム小説の第一人者であり、〝記憶シリ-ズ〟でも名高いトマス・H・クックによる大人の心理サスペンス小説。平穏だった家族の生活が、少女失踪事件との関わりによって亀裂が生じはじめ、徐々にその深刻さを増していく・・・。原題「RED LEAVES(紅葉)」に隠れた背景的意味合いが、強烈なインパクトとなって息苦しいまでの疑惑と焦燥感に襲われる。

Posted by ブクログ

2016/12/20

クックこそ、イヤミスの帝王じゃないかと思うんだけど。 自分の息子と自分の実の兄が、実は幼女を性愛する嗜好を持っているのではないか、と疑い始めたところから始まる、否応なき家族の崩壊。 最後の最後に踏みとどまったかに思えて、実はさらに別の結末を迎えることにより、突き落とされる絶望...

クックこそ、イヤミスの帝王じゃないかと思うんだけど。 自分の息子と自分の実の兄が、実は幼女を性愛する嗜好を持っているのではないか、と疑い始めたところから始まる、否応なき家族の崩壊。 最後の最後に踏みとどまったかに思えて、実はさらに別の結末を迎えることにより、突き落とされる絶望、というか、虚無感。切なさ。 これぞイヤミスと言わずとして何と言おう。 だけど、読んでしまうんだなぁ。そこがクックの魅力。

Posted by ブクログ

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