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人にはどれだけの土地がいるか
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | いのちのことば社フォレストブックス/いのちのことば社フォレストブックス |
発売年月日 | 2006/04/25 |
JAN | 9784264024378 |
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人にはどれだけの土地がいるか
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商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
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〝ある村に、パホ-ムという名の農夫がいました。 パホ-ムは働き者で、毎朝、夜明けとともに畑に立っていました。 ある日、町で暮らす奥さんの姉さんが来て「よくこんな暮らしをしているわね。町ではお金さえ出せば、何だって自分のものになるのよ」 奥さんは、畑仕事がどれほど楽しいか話します。 「でも、幾ら偉そうなこと言ったって、自分の土地じゃないんでしょ」・・・パホ-ムの一番気にしていることを言われ、「そうだ、自分の土地だと、もっとやり甲斐がある。 土地さえあれば、何だって怖くない。悪魔だって・・・」 悪魔がこっそり、それを聞いていたことをパホ-ムは知りませんでした・・・〟文豪トルストイ原作の“人間のとどまることを知らぬ欲望と野心”を諫めた、ロシアのある地方に伝わる民話を絵本化。 土地(領土)の拡大を巡る争いは、人類の歴史が始まって以来、今日も絶え間なく続いている・・・。
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なんとトルストイの短編を絵本にしたもの。教訓として結末は見えていたものの、最後の頁のひとことに考えさせられてしまった。生きるために必要なものは何なのだろう、と。禅宗の言葉「知足充実」を大事にしたいとあらためて思った次第。
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トルストイの作品の中でもっとも簡単で非常に示唆に富んだ物語。もともとロシアの民話があり、それをベースにしているという。子供の頃、岩波文庫か何かのトルストイ短編集の一つにあったと記憶していて、再読したくて見つけた本。小説を2006年に絵本化したものだ。ざっくりいうと、パホームという農夫がもっと豊かになりたい、土地を所有していればもっと豊かになる、もっと広くて作物が育つ土地が有ればもっと豊かになれると思っていたところに、村長のふりをした悪魔に「日の出から日没までにひと回りしてきた土地をあなたにあげよう」とそそのかされる。そして暑い中、一人頑張って頑張って、いつの間にか欲張りになり、最後の最後、必要だったのは自分の身体が入る長さ2メートルの穴だったという話。ロシアのウクライナ侵攻を見るにつけ、プーチンがパホームに重なって見える。プーチンは読んだことが無いのだろうか。
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