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世界最高のジャズ 光文社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/光文社 |
発売年月日 | 2006/08/12 |
JAN | 9784334033675 |
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世界最高のジャズ
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3件のお客様レビュー
ジャズを聴くのが好きです。 と言っても、ジャズに詳しい人に対して言うときは「それほど詳しい訳ではないんですけどね」という言い訳をしながら、くらいのことなんですが。 そんなに、じっくりアルバム一枚通して聴くような時間も取れませんから。。。 なんですけど、細々ともう20年くらい、ジ...
ジャズを聴くのが好きです。 と言っても、ジャズに詳しい人に対して言うときは「それほど詳しい訳ではないんですけどね」という言い訳をしながら、くらいのことなんですが。 そんなに、じっくりアルバム一枚通して聴くような時間も取れませんから。。。 なんですけど、細々ともう20年くらい、ジャズと呼ばれる音楽を聴くのは好きでして。 楽器はなにも出来ないので、音楽専門的なことは一切、判らないんですが。 色々聴いていると、今のところの自分の好みとしては、40年代~60年代くらいの、いわゆるビバップからハードバップ、若干モードジャズも、くらいのあたりが好きです。 まあ、詳しい人からすると、「ああ、いわゆる一般的な、昔の黄金時代のジャズね」というあたりです。 マイルスもコルトレーンも好きな演奏がいっぱいありますし、モンクとかズート・シムズなんかも好きです。オーネット・コールマンは初期のものが好きです。今のところ。 20年くらい前に、確か、ジャズ同好会みたいなところで楽器を吹いている知人とか友人が身近にいて。 そういうのを見たりしていると、なんだか良いかも、と思い。詳しい友人に「ジャズを聴こうと思うんだけど、何から聴けば良いの?」と尋ねたところ。「マイルス・デイビスの、”リラックシン”から聴きなさい」と、言われたんですね。この入門の仕方、正しかったと今でも思っています。 ここ数年、たまに思い出したように、「ジャズの名盤紹介、ジャズ入門、ジャズの歴史、ジャズの逸話」みたいな本を読みます。 もう、完全に趣味の世界というか。まあ知っている話も多いから、読み易いし。 ほんと、野球好きなオジサンが、スポーツ新聞読んでいるような感覚です。 「その試合の結果、もう知ってるじゃん!」という。でも、読みたいんですね(笑)。 この本は、電子書籍で衝動買いしたんですけど、割と面白かったです。 ジャズ好きで、ジャズ雑誌の編集の仕事を長らくしていた人が書いています。 この手の本は、「読み手がどのくらい初心者なのか」という、読者ラインの設定が難しいと思うんです。 この本は、一応は初心者向きなんですけど、それでもやっぱり、ある程度知ってないと、本として面白くは無いのではなかろうか、という疑惑もあります。 作りは割と、良い意味で王道な気がします。 歴史を大まかになぞりながら、まずは ●ルイ・アームストロング ●デューク・エリントン ●チャーリー・パーカー ●バド・パウエル ●クリフォード・ブラウン ●マイルス・デイビス ●ジョン・コルトレーン ●セロニアス・モンク などなどの巨人を、人生と名盤を紹介していきます。 文章の書き方が、自虐的なまでにジャズ愛に溢れ、情熱に満ちています。 ただ、そういうのって、一歩間違うと傲慢で偉そうなオタクになってしまうんですけど(笑)、 そこは流石、編集者出身というべきか、そんな自分を客観視したりもしながら、語りあげていきます。 それに、変にコムツカシイ言葉や理論じゃなくて、 「そこで高音のサックスが、泣き叫ぶようにブワッっと来て、ウッドベースがドドドっと攻めてきてメロディがグワーっと来るのが、シビレルのです!」 というような、カッコイイと感じるのが第1歩、みたいな語り口を意図的に使っているのも、僕は割と読み易かったです。 その上、そういう基本を踏まえたうえで、「音楽への愛情を言葉にすることの大変さ」をさんざん経て来たんだろうなあ、という、多様な形容詞、例え言葉を縦横に駆使して、日本語としての全身運動で汗を流してくれている感じです。 そんな語りを味わっているうちに、いくつも、「おお、コレ聴いてないから、聴いてみようかな」と、愉しみが増える本でした。 まあ、それだけのことで、構えて備忘録っていうこともないんですけど。 ジャズに限りませんが、実は、この手の本を2~3冊読みながら、100円レンタルでも良いんでぼちぼちと聴いていけば、「このジャンルの音楽を聴くのが好き」と、自分で愉しめる趣味レベルまでは、行けると思うんですよね。 別にジャズや、特定のマイナージャンルの音楽を聴かなくても、今の世の中楽しいことはいっぱいあるから、どうでも良いんですけど(笑)。 まあでも、何であれ小銭程度で済む愉しみが多いのは、悪いことじゃないですね、ってことで。
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ガンダムを熱く語るひとがいれば、バイクを熱く語るひとがおり、フィギュアを熱く語る人がいれば、ジャズを熱く語るひともいる。それぞれ対象の違いであって、本質的にはあまり変わらないんだろうな、とぼんやり考える。理解できる、できないは別にして、これだけ入れ込む相手を見つけた、というのは、...
ガンダムを熱く語るひとがいれば、バイクを熱く語るひとがおり、フィギュアを熱く語る人がいれば、ジャズを熱く語るひともいる。それぞれ対象の違いであって、本質的にはあまり変わらないんだろうな、とぼんやり考える。理解できる、できないは別にして、これだけ入れ込む相手を見つけた、というのは、それはそれは幸せなことだとぼくは思う。
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かなり熱い本。 著者のジャズへの愛が伝わってくる。 でも、途中で飽きちゃった。 でも著者の主張どおり、CDは「買って」ジャズ聞き始めました。 (090301)
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