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「小さな政府」を問いなおす ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 2006/09/10 |
JAN | 9784480063205 |
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「小さな政府」を問いなおす
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商品レビュー
3.5
11件のお客様レビュー
国はできるだけ市場に介入せず、民間や個々人に主力を置く小さな政府。本書はサッチャーによる新自由主義と大きな政府で有名なスウェーデン、そして日本の経済それぞれの問題点に焦点を当てる。なかでも大きな政府が取り組みがちなケインズ型政策の問題点をわかりやすく解説する。政府が積極的に市場...
国はできるだけ市場に介入せず、民間や個々人に主力を置く小さな政府。本書はサッチャーによる新自由主義と大きな政府で有名なスウェーデン、そして日本の経済それぞれの問題点に焦点を当てる。なかでも大きな政府が取り組みがちなケインズ型政策の問題点をわかりやすく解説する。政府が積極的に市場に介入するのがケインズ経済学であるが、これはインフレを起こして実質賃金を下げることで、もし賃金が下がれば雇ってもらえたはずの人(非自発的失業)を減らすと考えられる。しかし、インフレが起きると、労働者が賃上げ要求をする。すると雇用を増やすメリットがなくなり、結果的にインフレと失業を高めてしまう。アトリーによる大きな政府はそれなりに有効であったが、英国病といわれるほど経済は低迷した。そして石油危機を契機にイギリス経済は悲惨な状態となり、そこからサッチャー主導の小さな政府が始まった。
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図書館で借りた。 選挙でよく論点になる「小さな政府」「大きな政府」に関する本。今でこそ維新などが目指している路線であるが、この本は少し古く、小泉政権を評価するという側面がある。それが「問いなおす」となっている。 興味深いのは、イギリスとスウェーデンを例にとって、「小さな政府とは何...
図書館で借りた。 選挙でよく論点になる「小さな政府」「大きな政府」に関する本。今でこそ維新などが目指している路線であるが、この本は少し古く、小泉政権を評価するという側面がある。それが「問いなおす」となっている。 興味深いのは、イギリスとスウェーデンを例にとって、「小さな政府とは何なのか」「小さくすればよいのか」と、深く解説されている。単なる過去の政権の批判論調ではないところ。 やはり、格差拡大は当時から分かっていたんだなぁ、と見る。
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フリードマンのネオリベラリズムの経済思想を解説し、サッチャー政権の経済・社会政策とスウェーデンの福祉国家の可能性を検討した上で、現在の日本が進むべき道筋についての提言をおこなっています。 ネオリベラリズム批判は、ときに「格差」というマジック・ワードが提示されることで思考停止に陥...
フリードマンのネオリベラリズムの経済思想を解説し、サッチャー政権の経済・社会政策とスウェーデンの福祉国家の可能性を検討した上で、現在の日本が進むべき道筋についての提言をおこなっています。 ネオリベラリズム批判は、ときに「格差」というマジック・ワードが提示されることで思考停止に陥ってしまうことがしばしばありますが、そうした誤解を正すためにも有益な入門書だと思います。
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