猫鬼 カナリア・ファイル コバルト文庫

毛利志生子【著】

• 販売会社／発売会社: 集英社/集英社
• 発売年月日: 2006/08/31
• JAN: 9784086008198

商品レビュー

2019/11/18

シリーズ3

有王に隠し子？
小さな子供が訪ねてきて始まる短編と

ガッツリの長編、猫鬼

読み応え満点！

2010/05/29

短編と本編（？）の２話構成。
お人よしっぷりがかなり浮き彫りにされてきています（笑）

しかし最初の話に突っ込みたい所は、結局どういう知り合いなのか、という所。
本編まったく関係ないので、うやむやにされてもまったく困らない所。
そして全体で言えば、今回あの人達は関係なしですか？　です。

ありとあらゆる意味で『怖』かったのは、２本目。
ストーカーは出てくるわ、思考回路はぶっ飛んでるわ…。
わがまま娘、と認識していた依頼人（？）が
まだ可愛く思えました…。

ところでコバルトでの再版は、ここで終わりですか？

2007/03/30

猫鬼のイラストに心底びびりました。コバルト本誌に連載された号も持っていたのですが、当時のイラストも（違う方でした）怖くて本文読めなかった記憶が…。内容は、今巻も安定した面白さ。最後は人間にとって皮肉な終わり方で、なるほどと思いました。このシリーズはミステリ的な謎解きができるのが好きです。話の骨格もしっかりしているので安心して読み進められます。で、続きは一体いつ出るのでしょうか。出ますよね（不安）？