銀行 日経文庫業界研究シリーズ

野崎浩成【著】

• 販売会社／発売会社: 日本経済新聞社/日本経済新聞社
• 発売年月日: 2006/10/06
• JAN: 9784532117122

商品レビュー

2007/07/27

経済社会インフラになっている色彩が濃いから銀行は人々の関心を集めやすいそうだ。特に興味深かったのは、2003年りそなが公的資金を投入され、銀行業界以外から実業界で被かすの実績をあげてきた人材が採用された。そこで、待ち時間ゼロ運動を始めたりしているそうだ。要は、銀行員と世間の常識が違うってことらしい。将来、銀行は総合金融サービス業へとかわっていくと予測されている。

2006/12/06

改めて金融業界について勉強しなきゃなぁって思ったのがことの発端。『初心忘れるべからず』とあるように基礎からやり直してみよう！と厚くもなく、難しそうでもなく！ってな感じの本を本屋で物色。現在の銀行がどのような流れできたのか、またメガバンクのそれぞれの弱みや強みなども紹介してくれている。本当に業界研究や金融業界って？と思う人にはよい本であると思う。さりげなく専門用語も使っているのでほどよい刺激にもなるし。個人的には最後のまとめを『妄想世界の話』で終わらせているのが好きである。またその妄想世界が一番おもしろい！と思うのもまた一つの事実。ただ全体的に期待しているほどのものでなかったのが残念！！ということで☆４つ。