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中国10億人の日本映画熱愛史 高倉健、山口百恵からキムタク、アニメまで 集英社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社/集英社 |
発売年月日 | 2006/08/12 |
JAN | 9784087203561 |
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中国10億人の日本映画熱愛史
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
[ 内容 ] 何かとギクシャクしがちな日中の間だが、かつて中国の人々がこぞって日本映画に熱狂し、高倉健、山口百恵、中野良子に酔いしれた時代があった。 中華人民共和国成立から経済発展に沸く現代までを視野に入れると、文化大革命の嵐が終わったその時代に受け入れられた日本映画は、中国の人...
[ 内容 ] 何かとギクシャクしがちな日中の間だが、かつて中国の人々がこぞって日本映画に熱狂し、高倉健、山口百恵、中野良子に酔いしれた時代があった。 中華人民共和国成立から経済発展に沸く現代までを視野に入れると、文化大革命の嵐が終わったその時代に受け入れられた日本映画は、中国の人々に広く、深い影響を及ぼしてきたことがわかる。 『君よ憤怒の河を渉れ』『サンダカン八番娼館 望郷』『砂の器』『未完の対局』からテレビドラマ『赤い疑惑』『おしん』やアニメまで、豊富な具体例をあげながら、若き中国人映画研究者がそれらを丹念に跡づけ、こわばった日中関係に別の角度から光を当てる。 [ 目次 ] はじめに なぜ高倉健が張芸謀監督の中国映画に出演したのか 第1章 日本の光と影―文革直後の中国にとっての日本映画 第2章 ヒューマニズムとセンチメンタリズムの回帰 第3章 文革後の第四世代、第五世代監督にとっての日本映画 第4章 高倉健と山口百恵の神話 第5章 中国人はどのような日本映画を観てきたのか 第6章 八〇年代の日本のテレビドラマと中国の高度経済成長 結びにかえて 「酷文化」としての日本 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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「君よ憤怒の川を渡れ」という日本では特に受けもしなかったし今ではほとんど忘れられている映画がこれほど文革直後の中国で受けていて、高倉健が「単騎、千里を走る」に主演するきっかけにもなったというところに映画の「評価」の不思議さを感じる。
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