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東京ダモイ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
| 発売年月日 | 2006/08/11 |
| JAN | 9784062135603 |
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東京ダモイ
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商品レビュー
3.3
28件のお客様レビュー
著者、鏑木蓮さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 鏑木 蓮(かぶらぎ れん、1961年12月22日 - 2023年1月11日)は、日本の小説家・推理作家。日本推理作家協会会員。 京都府京都市出身。本名:石田 和夫(いし...
著者、鏑木蓮さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 鏑木 蓮(かぶらぎ れん、1961年12月22日 - 2023年1月11日)は、日本の小説家・推理作家。日本推理作家協会会員。 京都府京都市出身。本名:石田 和夫(いしだ かずお)。 ---引用終了 先頃、61歳にて、亡くなられました。 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 男は帰還を果たし、全てを知った。極限の凍土・シベリア捕虜収容所で起きた中尉斬首事件。60年間の沈黙を自らに強いた男が突如、姿を消した-。第52回江戸川乱歩賞受賞作。 ---引用終了
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※このレビューにはネタバレを含みます
ニノ主演で『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』が映画化が決定したことがきっかけで知った「ダモイ」という言葉。 本作のタイトルがたまたま図書館で目に留まり、思わず手に取った。 読んでよかった。 事件の鍵となる高津の原稿から、これまでなんとなくしか知らなかった、シベリア抑留という言葉が意味する本当の過酷さを知った。 まさに文中にある原稿を読んだ槙野の心境そのままに、”内容が重過ぎて、すんなりとは頭に入ってこない。シベリア抑留に関する基礎的な知識不足もあった。時間があれば図書館に行って、捕虜収容所などの資料を読み漁ってみたい”、そんな気になった。 ”話題のミステリーやベストセラーを読む人々の何割が、ダモイという言葉の意味を理解できるのか。そういう槙野も高津に会わなければ、生涯知り得なかった。もちろん高津の句集一冊ですべてが見えるほど問題の本質は単純ではない。しかし何十、何千、何万分の一でも、いや東京ダモイの意味だけでも心に留め置く機会になる” この槙野の考えは、そのまま、著者がこの本のタイトルに込めた想いに感じられた。 過去を回想し、その情景を読んだ俳句を入れ込むスタイルは、以前読んだ宇佐美まことさんの「羊は安らかに草を食み」に似ていると思った。 いや、こちらの方が先に出版されているので、時代背景も含めてあちらが似ているというべきか。 俳句を嗜むということは、この時代を生きた人たちにとって、簡単には伝えられない本音を表現する方法だったのかもしれない。 その回想の中にしっかり伏線があるので、ミステリーとして謎解きも楽しめる作品だった。 高津の死と、高津の抑留時代の光でもあったマリアの本性は残念…。 鏑木さんは京都のご出身だが、宮沢賢治好きが高じて岩手が登場する作品が多い。 イーハトーブ探偵シリーズも読んでみたい。
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鏑木蓮氏の『エクステンド』が面白かったので、氏の作品を読み始める事にした。となれば当然最初の長編デビュー作品でもあり、第52回江戸川乱歩賞受賞のこの作品となった。戦後のロシアによる日本人捕虜の辿ったシベリア抑留。あまりにも過酷で熾烈と言うか人権を無視したロシア人の対応。知る事のな...
鏑木蓮氏の『エクステンド』が面白かったので、氏の作品を読み始める事にした。となれば当然最初の長編デビュー作品でもあり、第52回江戸川乱歩賞受賞のこの作品となった。戦後のロシアによる日本人捕虜の辿ったシベリア抑留。あまりにも過酷で熾烈と言うか人権を無視したロシア人の対応。知る事のなかった戦後の物語を、少しだけ垣間見た気がした。そして、それから始まる物語。と言うか余りにもかけ離れた時代でも事件が……。 壮大な余りにも悲しい作品。凶器に日本刀になる氷を使ったトリックもあり、複雑に余りにも複雑に考えすぎた素晴らしい作品だった。少し捻り過ぎかな?でも素晴らしい。
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