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幕末の桑名 近代ニッポンの基礎を築いた桑名のサムライたち 桑名叢書1
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 桑名市教育委員会/新人物往来社 |
発売年月日 | 2006/04/08 |
JAN | 9784404034014 |
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幕末の桑名
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箱舘新選組隊士・大河内太郎こと山脇隼太郎正勝をはじめ、戊辰戦争を藩主・松平容敬公といっしょに「賊軍」として戦い抜いた桑名藩士たちの生涯を追った一冊。 山脇正勝のひ孫であるバーバラ寺岡さんの家に受け継がれた初公開の資料がベースになっているようだが、写真も多く、資料の原本にも強く惹...
箱舘新選組隊士・大河内太郎こと山脇隼太郎正勝をはじめ、戊辰戦争を藩主・松平容敬公といっしょに「賊軍」として戦い抜いた桑名藩士たちの生涯を追った一冊。 山脇正勝のひ孫であるバーバラ寺岡さんの家に受け継がれた初公開の資料がベースになっているようだが、写真も多く、資料の原本にも強く惹かれる。 私も、山脇正勝が初代所長を勤めた事業所の広報マンをやっていたので、山脇正勝には格別な興味がわく。初代所長の写真はなかなかハンサムだったこと。戊辰戦争を戦ったこと、その戦さで小指をなくしたことなどは、知っていたが、まさか「賊軍」それも新選組隊士であったとは夢にも思わなかった。明治も17年になっていたとはいえ、土佐藩士岩崎弥太郎が社長の会社の重役が元新選組隊士とは、だれが想像できただろう。ましてその勤務地が長崎なのだ。 明治に名を残した実業家や軍人たちのエピソードの中に、土方歳三の名前が登場すると、彼が間違いなくつい130年ほど前に生きていた人であり、新選組が間違いなく存在したことを再確認する。 それにしても、近代の扉をこじ開けたのは薩長だろうが、彼らが近代を作ったわけではないことがこの賊軍・桑名藩士たちのその後の生き方でも知ることができる。旧幕府や藩の人材の豊かさ、人格の高さを改めて知らされることになった。 幕末ファン、新選組ファンにはぜひ読んでもらいたい本。
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