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心と遺伝子 中公新書ラクレ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
発売年月日 | 2006/04/10 |
JAN | 9784121502131 |
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心と遺伝子
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
日頃の行動の根底にあるものを著者の専門分野である行動分子遺伝学を以て掘り下げようというもの。 一見難しそうな内容であるも、全6章のうち、「第1章 浮気してしまうのは、好色遺伝子のせい?」のユルい文体は実に読みやすく興味深いかったが、章を進むつれ、徐々に専門的内容に偏った印象が拭い...
日頃の行動の根底にあるものを著者の専門分野である行動分子遺伝学を以て掘り下げようというもの。 一見難しそうな内容であるも、全6章のうち、「第1章 浮気してしまうのは、好色遺伝子のせい?」のユルい文体は実に読みやすく興味深いかったが、章を進むつれ、徐々に専門的内容に偏った印象が拭いきれず、文系のワタクシとしては読んでいて中だるみ感があったことは否めない。 よって★3っ。
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著者に山元先生の研究分野は行動分子遺伝学と言うらしい。 本書ではいろんな性格、本能の類いを主に遺伝子からみて考察している。人間の気になる性格本能がテーマだがまだ人間の遺伝子はそんなに触ることもできないので実験動物での成果を人間に当てはめているのではあるが。 浮気をしてしまうのは...
著者に山元先生の研究分野は行動分子遺伝学と言うらしい。 本書ではいろんな性格、本能の類いを主に遺伝子からみて考察している。人間の気になる性格本能がテーマだがまだ人間の遺伝子はそんなに触ることもできないので実験動物での成果を人間に当てはめているのではあるが。 浮気をしてしまうのは好色遺伝子のせい?では浮気者のアメリカハタネズミを遺伝子治療?でマイホームパパにしてしまう話、 太る痩せるも遺伝子からはじまるでは、脳が決める食欲をホルモンでコントロールする話。 母親の愛はどのようにして子供に伝わるのかではラットで面倒見がよい母親とよくない母親を分ける遺伝子があるが、面倒見のよくない遺伝子をもつ娘ラットも面倒見がよい母ラットに里子に出されると面倒見がよい母ラットになる話などなど、決して遺伝子で性格、行動が決まるのでは無く遺伝子の発現の仕方で行動が決まるのであることを教えてくれている。 少々百花繚乱気味ではあるが、その分興味深く読み進めることができる本である。
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 浮気・食欲・子育て・睡眠・恋愛…。 これらの行動は、遺伝子レベルで精緻にコントロールされていた! 世界レベルの研究者が、最新遺伝学をやさしく解説する。 21世紀の新常識入門書。 [ 目次 ] 第1章 浮気してしまうのは、好色遺伝子のせいか?-DNAとRNAの情報のやりとりには文法がある 第2章 太る・やせるも遺伝子から始まる-アミノ酸の配列が一つ違うと行動が変わる 第3章 母親の愛は子供を強くしてくれるのか-ストレスと脳の海馬との密接な関係 第4章 母親の愛はどのようにして子供に伝わるのか?-四つの塩基が人生を変えていく精緻極まりない仕組み 第5章 眠りのリズムを刻む遺伝子-環境の変化に応じて生活リズムを巧みに調節 第6章 脳と遺伝子で見えてくる、男女の差と同性愛-ネジの締め方一つで心の性が変化する [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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