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ミネハハ
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ミネハハ

フランクヴェデキント【原作】, 市川実和子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 リトルモア/リトルモア
発売年月日 2006/10/19
JAN 9784898151860

ミネハハ

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商品レビュー

4

23件のお客様レビュー

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2022/11/16

映画『エコール』の原作ということで、映画公開当時に読了。 描写は繊細で綺麗だけど、謎も矛盾も真偽も何一つ解決しないのが、逆に潔く感じた。

Posted by ブクログ

2021/05/31

いつか読んでみたいと思って早二年たった。 なんだか、白昼夢をみているような内容だった。 少女たちがいろいろなレッスンを受けながら大きく成長していく。 第二次性徴期が来るあたりで住んでいる館から一人ひとり去っていかなければならない。 少女たちはずっとここにいたいと思いながらも、自身...

いつか読んでみたいと思って早二年たった。 なんだか、白昼夢をみているような内容だった。 少女たちがいろいろなレッスンを受けながら大きく成長していく。 第二次性徴期が来るあたりで住んでいる館から一人ひとり去っていかなければならない。 少女たちはずっとここにいたいと思いながらも、自身の身体の変化についていけず、やがて、周囲にいる年下の少女達に対して嫌悪感を感じるようになる。 1800年代後半から1900年代前半にかけて生きてきたフランクの元に、隣に住んでいた老女が持ってきた原稿を本にしたらしい。 内容も最後はぶっちりと終わってしまう。 2014.3.13(1回目) 追加:おばあちゃんと最期を過ごした時に読んだ本。 ------------------------------------------------ 『ミネハハ 』読了。 久しぶりに読んだ。 昼下がりの白昼夢のような物語だった。夢をみているような錯覚になった。少女たちは踊りや音楽のレッスンを受け大人になるそれまでを幸せに過ごしていた。しかし大人に近づくにつれ身体や心情の変化に嫌悪感を感じた時、突然幸せな生活の終わりを迎える。 幸せだと思った生活が大人になって振り返るとすごく残虐な運命だったと気づいた彼女。 子どもの頃の幸せと感じた感情の喪失に戸惑っているようだった。 それでも、卓越した世界観を持つことができたのは誰も経験したことがない人生を歩んだからなのかもしれない。 いつの時代でも唯一無二の人生が転がっている。 昔すぎる本なんだけど、作者の隣の部屋に住んでいた老婆が残した原稿で、彼女の死後出版に至ったと序章に書いてあった。 個人的にも思い出のある本で毎年その人の命日に読んでいた。その人との最期を過ごした白昼の病室で読んだ。 今でも忘れない。久しぶりの再会だった。 そして私はすごく幸せだった。 2020.5.6 (2回目)

Posted by ブクログ

2016/07/01

美しく繊細で聡明な作品。『エコール』という映画版を観てから読んだので、そうでなかったら想像すらつかなかったであろう世界がとても美しく浮かび上がり非常に楽しめた。美しく抽象的であるぶん、輪郭のぼやっとした内容や書き味が続くので苦手な人はいるかもしれない。美しいものがたくさんあるとい...

美しく繊細で聡明な作品。『エコール』という映画版を観てから読んだので、そうでなかったら想像すらつかなかったであろう世界がとても美しく浮かび上がり非常に楽しめた。美しく抽象的であるぶん、輪郭のぼやっとした内容や書き味が続くので苦手な人はいるかもしれない。美しいものがたくさんあるという妄想だけで幸せになれる人にはぜひ勧めたい。

Posted by ブクログ

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