金融工学者フィッシャー・ブラック

ペリーメーリング【著】, 今野浩【監訳】, 村井章子【訳】

• 販売会社／発売会社: 日経BP社/日経BP出版センター
• 発売年月日: 2006/04/24
• JAN: 9784822245115

商品レビュー

2011/08/28

天才とはこういう人なのね、と面白く読めました。読んだ後、思わず尊敬してしまいました。かっこいー。自分の思った道を行くのは素晴らしいです。世の中凄い人がいるものです。

2010/05/02

出版社 / 著者からの内容紹介

金融工学の金字塔、ブラック＝ショールズ式をマイロン・ショールズとともに開発し、金融の世界を一変させたフィッシャー・ブラックの波乱に富んだ生涯を描いた評伝。効率的市場仮説から資本資産評価モデル（ＣＡＰＭ）を経て、オプション価格の算出に使われるブラック＝ショールズ式にたどりつくブラックの研究をその人間臭い側面と合わせて描き、ウォール街を一変させる「ファイナンス革命」の歴史と意味を問う知的ノンフィクション。
目次
リスクの価格
知的好奇心の芽生え
未完成のアイデア
経済学教育
CAPMとともに
ブラック=ショールズの公式
マネー・ウォーズ
変動相場制
スタグフレーション
再び実業界へ
トレーダーの世界
一般均衡の探究
この世に変わらないものはない

2006/08/15

学者であり、実務家でもあったフィッシャーブラックの伝記？
象牙の塔とウォールストリートを生きた人。非常に興味深いし、憧れる。証券マンになるなら、もう一度勉強して読んだ方がいいな。ファイナンスって、こういう学問なのかと思う。勉強しなきゃ。ゴールドマンに最後居たから、ルービンも出てきたし、ケインズはもとよりアービングフィッシャー、フリードマン、マネタリストなど、耳慣れた？言葉も多数。しかし、ＣＡＰＭ理論が一体どういうものかは分からず。