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その時ぼくはパールハーバーにいた
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その時ぼくはパールハーバーにいた

グレアムソールズベリー【作】, さくまゆみこ【訳】

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その時ぼくはパールハーバーにいた

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店/徳間書店
発売年月日 1998/07/31
JAN 9784198608842

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商品レビュー

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2023/03/04

パールハーバーの戦火。 混乱のなかで逃げ惑う 一般市民の様子。 日系アメリカ人たちの 味わった辛酸が、 日系アメリカ人の少年 トミの視点で描かれて います。 スパイ活動を疑われて 抑留された彼ら。 真珠湾攻撃は日本軍が 極秘裏に進行した作戦 で、 民間の日系アメリカ人...

パールハーバーの戦火。 混乱のなかで逃げ惑う 一般市民の様子。 日系アメリカ人たちの 味わった辛酸が、 日系アメリカ人の少年 トミの視点で描かれて います。 スパイ活動を疑われて 抑留された彼ら。 真珠湾攻撃は日本軍が 極秘裏に進行した作戦 で、 民間の日系アメリカ人 が関わっていたはずは ありません。 それどころか、多くの 日系アメリカ人が、 合衆国側に立って戦い 命を落とした事実。 また、辛い思いをした のは、 日系アメリカ人のみに 非ず。 数多くのアメリカ人が にわかに軍に徴用され、 日本軍との戦いのなか 命を落としました。 苦しい食糧事情や爆撃 におびえる日々。 たいせつな家族を戦地 に送りだす辛さ。 一般市民が翻弄された のはアメリカも同じ。 本書はアメリカ図書館 協会が発表する、 ヤング・アダルト向け ベスト・ブックに選出 されています。

Posted by ブクログ

2013/04/07

タイトルから察せられる通り、パールハーバーの奇襲作戦当時に現地にいた日系移民の少年の話である。なかなか重そうな内容だと身構えていたので手が伸びなかった。しかし、内容はもっと少年たちの等身大の視点で描かれていたので読みやすかった。 主人公が祖父をなだめるときに、グランパではなくオジ...

タイトルから察せられる通り、パールハーバーの奇襲作戦当時に現地にいた日系移民の少年の話である。なかなか重そうな内容だと身構えていたので手が伸びなかった。しかし、内容はもっと少年たちの等身大の視点で描かれていたので読みやすかった。 主人公が祖父をなだめるときに、グランパではなくオジイチャンと呼ぶのがたまらなかった。戦争が始まることでガラリと日常が変わり自分の足場さえも崩されそうになる恐怖を思うと恐ろしい。

Posted by ブクログ

2013/02/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 アメリカのYAや児童文学で、戦争の犠牲になる市民や、志願して兵士になった人を描いたものって、思ったより見つけにくい気がする。たんに戦勝国だからというわけではないと思う。イギリスを見ると、ウェストールとかモーパーゴとか、日本にもたくさん紹介されているのだから。なにかアメリカの国民性とか、教育事情があるのかもしれないな。  そんな中で、『その時ぼくはパールハーバーにいた』は、かなり珍しい作品だと思う。なぜなら、作者グレアム・ソールズベリーはハワイ出身の白人作家なのだが、この作品の主人公は、日系アメリカ人三世の少年トミ(トミカズ・ナカジ)なのだ。  トミのおじいちゃんおばあちゃん、おとうさんおかあさんは、みんな日本人。だから外見も日本人と変わらない。でも、ハワイで生まれ育ったトミは、自分のことをアメリカ人だと思っている。なのに、真珠湾攻撃をきっかけに、日系人だというだけでスパイ容疑をかけられ、つらい立場におかれることに……というおはなし。  日本人が畑を→の形に刈り取って真珠湾の方角をパイロットに教えたとか、水道に毒を入れたとか(なんか似た話を聞いたことがないだろうか!)そういったデマがいっぱい流れた、というのに驚き。アメリカ人も日本人と似たようなことするんだなあと。  作品の内容はよいのだが、ちょっと釈然としないのは、この作品の原題「Under the Blood-Red Sun」だ。直訳すると、「血のように赤い太陽の下で」となる。これは旧日本軍の旭日旗の暗喩で、とても不吉なイメージが漂っている。ちなみにソールズベリー氏の公式サイトの作品紹介にも”As Tomi looks up at the sky and recognizes the Blood-Red Sun emblem on the amber fighter planes, he knows that his life has changed forever.”とある。(適当な訳:空を見上げたトミが、琥珀色の戦闘機に血のように赤い太陽の紋章を認めたとき、彼は自分の人生が永遠に変わってしまったと知った)  この書き方だと、日系人が日系人というだけで差別されるのは、結局日本のせいなんだってこの作者は思ってるのかなあと邪推してしまうんだよね。そりゃあ日本のことは憎たらしくて当然だけど、ただ日系人というだけで差別するのも当然なの? 微妙な配慮が足りないタイトルだと思う。  お忘れかもしれませんが、星条旗のシマシマも同じ色ですよ、と教えてあげたい。 ・メモ  ソールズベリー氏はこの作品の続編「House of the Red Fish」と、日系アメリカ人の兵士が主人公の「Eyes of the Emperor」を上梓しているが本邦未訳。そのうち紹介されたらいいなーと思いつつ、公式サイトの作品紹介をかいつまんで訳したやつをここに書いとく。  気が向いたら、原文で読むかなあ……でも英語苦手なんだよなあ。。。 【House of the Red Fish】  『その時ぼくは~』から1年後、1943年のおはなし。トミの父と祖父はいまだ拘束されたまま。ハワイの人々は真珠湾攻撃からの復興の中で、再びの攻撃に怯えている。トミの一家は自警団の疑いの目に晒されている。  トミはアメリカ軍に沈められた父の漁船を引き上げようとする。そうしたら父と祖父が帰ってくるんじゃないかって思ったからだ。それは一見不可能なことに思われたけれど、意外な味方が現れる。 【Eyes of the Emperor】  1941年、エディ・オオクボが齢をごまかしてホノルルでアメリカ陸軍に入隊したときは、アメリカが開戦するなんて思ってもいなかった。しかし彼が軍籍に入った直後、日本が真珠湾を爆撃し、アメリカ人の仲間たちがエディを敵だと見なすようになった。軍でさえも日系アメリカ人兵士の忠誠心を疑うようになったのだ。  エディは極秘任務のため24名の日系アメリカ人兵士とともに遠方の島へ送られ、そこで彼らにしかできないという恐ろしい仕事を任されることに……。 原題:Under the Blood-Red Sun

Posted by ブクログ

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