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今の自分を変える65冊の実学図書館 講談社SOPHIA BOOKS
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今の自分を変える65冊の実学図書館 講談社SOPHIA BOOKS

秋庭道博(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 1998/09/15
JAN 9784062690348

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3.5

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2017/07/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

今の自分を変える65冊の実学図書館 (講談社SOPHIA BOOKS) 読書法についての本、あるいはブックガイドというのは、著者の力量が最も出るものだと思う。 紹介する内容、テーマの選び方に始まり、本の選定、解説の質が問われ、 さらには、ちょっとした雑学の出来栄えまで評価される。 読書家にとって、ブックガイドの作製はライフワークであるとともに、これほどの試練は他にはないだろう。 ーーーーーーーーーーー 本書『今の自分を変える65冊の実学図書館』もブックガイドのたぐいである。 著者のコンセプトは、テンポの速いストレスフルな社会に生きる我々が「タテマエや営業スマイルを超えた自分自身の問題について考えるときに読むべき本」、とある。 章構成は以下の通りである。 第1章 あらためて「私」を問い直す 第2章 迷子にならない自分探し 第3章 ちぐはぐな妻と夫 第4章 家庭の危機一髪 第5章 人生の後半とは何か 第6章 やっぱり人生は男と女 第7章 これからの世の中どうなるのか 第8章 今、何をしたらいいのか ・・・大抵の悩みは解決しそうなラインナップである。 ーーーーーーー 本書の特徴としては、ブックガイドの体をとってはいるものの、あくまで目的は「自分自身の問題の解決」にある点である。各章に対する著者の考えが述べられ、その主張の格となる部分で、紹介する本について象徴的な部分を引用するという形式である。 ブックガイドは大きく2種類に分かれるといわれており、一つはある本のあらすじの紹介や解説を行うもの、もう一つは、ある本の面白い部分のみを抽出すして紹介するものである。 本書は後者に属する。 後者の形式の場合、引用する場所のセンスが最も重要で、次にその引用部分(オチ)にもっていくための話の組み立てが重要である。そして本書の引用部分は興味深いため良書である。 例えば、『日本人はなぜ無宗教なのか』という本では、琉球弧にある墓のない村の話が引用されている。 「人が死ねば、もぬけの殻である肉体は早く処理して、なによりもタマシイの祭祀に取り掛かる。そうした考え方をよく示しているのが、民俗学でいう「両墓制」である。地域によっては、遺体を捨てたところに立てる「埋墓」とタマシイを祭る「脂墓」という二つの墓を持つ。そして、「埋墓」には脂でることもなく、もっぱら供養や祭祀をするのは「脂墓」の方である」 タマシイの祭祀は個人的にとても興味深かった。 この他に老後の生き方の章での、老後を人生の収穫期とする考えや、週末の時間は金曜のアフターファイブから月曜のビフォアナインまでとすると、1週間の38.1%にもなるという話、現在はシェアトップのアサヒビールが昔は夕日ビールといわれて馬鹿にされていた話など、興味深い話は多かった。 ーーーーーーーーーーーーー 著者は中央公論社の元編集者であるとのことで文章もとてもうまい。 ただ惜しむらくはあとがきがないことであろうか。 長すぎるまえがき、あとがきは興ざめだが、まったくないのも何となく物哀しい。 特に著者自身に興味を持つような両署であればなおさらである。

Posted by ブクログ

2011/12/12

著者は出版社勤務の後、文筆業を営んでいる人。自分の問題を考えるときの参考になる視点から本を紹介。夫婦、家庭、男女、人生の後半といったテーマの本が目立った。 ・中年も乱読で視野を広げることが大切。乱読は人生の転換期に特に必要。 <関心をもった本> 日本の歴史をよみなおす(網野 ...

著者は出版社勤務の後、文筆業を営んでいる人。自分の問題を考えるときの参考になる視点から本を紹介。夫婦、家庭、男女、人生の後半といったテーマの本が目立った。 ・中年も乱読で視野を広げることが大切。乱読は人生の転換期に特に必要。 <関心をもった本> 日本の歴史をよみなおす(網野 善彦) タブーの謎を解く(山内 昶) サルの目 ヒトの目(河合 雅雄) 男と女の進化論(竹内 久美子)

Posted by ブクログ

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