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SF大百科事典
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | グラフィック社/グラフィック社 |
発売年月日 | 1998/08/25 |
JAN | 9784766109986 |
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過去200年の主な英米のSF作品やイベントを発表メディア別、作家・画家別、発表年代(1994年まで)別に分類、10年を区切りとして体系的に収録した資料集。 読み応え見応え抜群の良い資料。 著者のJohn Cluteは、カナダ生まれロンドン在住の30年以上のキャリアを持つSF評論家...
過去200年の主な英米のSF作品やイベントを発表メディア別、作家・画家別、発表年代(1994年まで)別に分類、10年を区切りとして体系的に収録した資料集。 読み応え見応え抜群の良い資料。 著者のJohn Cluteは、カナダ生まれロンドン在住の30年以上のキャリアを持つSF評論家の第一人者。 日本SFについては殆ど触れられていないし、出版年や出版社は日本とは異なる。 英米を中心としたSFの起源や変遷の全体像を把握出来たり、何より写真やイラストが沢山つかわれているので、読むだけでなく見るもの楽しいのが良い。 更に、日本の評論家とは異なる欧米の評論家の視点による作家や作品の評価が読めとても興味深かった。 主要作家としてエドモンド・ハミルトンやJ.P.モーガンは取り上げられていなかったり、日本では人気のハインラインの「夏への扉」については、著作リストには挙がっているが、内容は全く触れられていなかったりするのも、日本との扱いの違いを感じて新鮮だった。 1994年以降のことや日本SF等を追加した改訂版が出てほしい。 その前に現在版も復刊して欲しいが。 【目次(本のカーバーにある解説より抜粋・要約)】 ●第1章 未来のイメージ 10年ごとにキーワードを取り上げ、その当時、未来の人類社会はどのように想像されていたかを、キーワードに関連させながら解説。 ●第2章 歴史的文脈 SF界の出来事、映画、ラジオ、TV、雑誌、世界の出来事という4つのファクターで構成した年表でそれぞれの10年をとらえる。 ●第3章 影響力をもつ雑誌 SF界に影響を持つ雑誌を取り上げ、創刊年度、主要編集者名、性格や業界における位置づけを考察する。 ●第4章 主要作家 年表と作家紹介を交互に入れながら、SF小説史上欠かすことのできない作家を約 100人取り上げ、作家紹介と主要作品解説、全作品リストを掲載。 収録作家は、今世紀初頭のメアリ・シェリー、エドガー・アラン・ポー、ジュール・ベルヌ、H・G・ウェルズから始まり、コナン・ドイル、エドガー・ライス・バロウズ、カレル・チャペック、オルダス・ハクスレイ、ジョージ・オーウェル、ロバート・A・ハインライン、アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラーク、レイ・ブラッドベリ、フィリップ・ホセ・ファーマー、アンドレ・ノートン、カート・ヴォネガット、ポール・アンダーソン、フィリップ・K・ディック、マイクル・ムアコック、ロジャー・ゼラズニイ、マリオン・ジマー・ブラッドリー、J・G・バラード、アーシュラ・K・ルグィン、ロバート・シルヴァーバーグ、ヴォンダ・マッキンタイア、アン・マキャフリー、グレッグ・ベア、スティーヴン・バクスターまで、錚々たる顔ぶれがそろっている。 ●第5章 名作 SF史上に残る名作の数々を内容の簡単な解説、著者名、初版出版社、初版年度、カバーデザインとともに紹介。 ●第6章 SFアート グラフィックとして優れているアートを紹介する章で、単行本カバーイラスト、アメリカ・ヨーロッパ・日本のコミック作品を取り上げる。 ●第7章 ジャンル映画 世界各国のSF映画を取り上げ、作品内容を解説。監督名、上映時間、モノクロ・テクニカラー別のデータを付記。著者による面白さのレーティング付き。 ●第8章 TVドラマ アメリカ・イギリス・ヨーロッパ諸国・日本の作品を第7章と同様の方法で紹介。 ●用語解説 SF作品によく出てくる用語、エイリアン、クローン、サイボーグ、並行世界、スペース・オペラなどを解説。
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