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完全演技者
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完全演技者

山之口洋(著者)

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完全演技者

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川書店
発売年月日 2005/09/26
JAN 9784048736343

完全演技者

¥110

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2007/02/23

2007.02. 山之口洋さんの小説を読むのは「オルガニスト」を読んだ中学生以来だ。美しい装丁にけっこう期待して読んだんだけど…ダメだ、私にはついていけない世界が繰り広がっていた。後半は特に。でも、もしもあのバンドがあるならば1度は見に行ってみたい気もする。

Posted by ブクログ

2006/08/17

 80年代を舞台にした、ロック青春小説。 自分にぴったりくる音楽を探し求めていた主人公は、偶然聞いたテクノとオペラが融合したクラウス・ネモ率いる「ネモ・バンド」に魅了され渡米することに。 素顔も私生活も全て隠し、生身の人間としての全てを投げ捨てて芸術に捧げ、パフォーマンスするのが...

 80年代を舞台にした、ロック青春小説。 自分にぴったりくる音楽を探し求めていた主人公は、偶然聞いたテクノとオペラが融合したクラウス・ネモ率いる「ネモ・バンド」に魅了され渡米することに。 素顔も私生活も全て隠し、生身の人間としての全てを投げ捨てて芸術に捧げ、パフォーマンスするのが「完全演技者(トータル・パフォーマー)」であり、ネモ率いる「ネモ・バンド」。ふとしたことから主人公は「ネモ・バンド」に参加することになるのだが、バンドには秘密があって…。 ど、ど、ど、ど、どうみても、よく考えなくたって、このクラウス・ネモってクラウス・ノミじゃん!彼がモデルの小説なのね!もっとも私は、直接彼の音楽を聞いたことはなく、あの(←強調)すんごく個性的で強烈なアルバムジャケットと、最初に×××で××だアーティストだということしか知らないんだけど。  でも、こう異形の歌姫、トリックスターとして魅惑的に描かれていると、たまらなく彼の音楽が聞きたくなってくる〜!(高野史緒『カント・アンジェリコ』も。) 猥褻でグロテスク、でもなぜか目が離せない「ネモ・バンド」の存在感が大きすぎて、主人公もその恋人も、単なる狂言回しにしかすぎず存在感希薄なのが、ちょっぴり残念。あくまでも主役は「ネモ・バンド」であり、クラウス・ネモなんでしょうね。 最後の最後まで引っ張って引っ張った「なぜネモは、生身の人間としての生を捨て、異形と化してまで完全演技者となったのか」その理由も、たったこれだけでお終い?ずいぶんおざなりなのね、とは思うものの、ネモの強烈な個性の前にはどーでもいいですよね、そんなこと。理由を知って題名の意味を思い「ほぉおおおおお」と思いました。 「芸術のために、人はどれだけのモノを犠牲にできるのか」でこの作品、扱っている音楽に違いはあるものの、『オルガニスト』に通づるところがあるかと。何百倍もこの『完全演技者』の方が、猥雑で暴力的で非道徳的な極みみたいですが。  モデルの存在を知らなくとも楽しめるけど、知ってて読んだ方が、何千倍も楽しい! それにしてもなんで山之口洋さんは、彼をモデルにした作品を書こうと思ったのかしら?執筆理由が知りたーい!激しく!

Posted by ブクログ

2006/03/08

なんか思ってたのと違うかも・・・ もっと完全演技者であるネモの過去とか内面を書いてほしかった。ネモとジェニファーの過去もそんなに意外じゃなかったし。

Posted by ブクログ

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