震災時 無事に家族と出会う地図 首都圏版

テクロロジー・環境

• 販売会社／発売会社: 実業之日本社/実業之日本社
• 発売年月日: 2005/12/07
• JAN: 9784408008004

商品レビュー

2024/02/08

帰宅難民という言葉が広く知られるようになったのは、2011年3月11日の東日本大震災の時だと思う。
が、本書は2005年に刊行されており、それ以前より、帰宅難民を問題視する方がいたことがわかる。

東日本大震災の時の帰宅難民は、首都圏を中心に10万人位だったらしい。
そして、本書では災害時に650万人の帰宅難民が発生すると書かれているようだが、この650万人という数字がどこから出てきたのかというと、首都直下地震が発生した時の推計らしい。

さて、私事である。
私は自転車通勤をしているので、徒歩で通勤をしたことがない。
が、帰宅難民ということが気になっていたので、いつかは徒歩で通勤してみたいと、うっすらと思っていたところ、幸い？、2024年2月6日（火）の朝、雪道を徒歩通勤する機会に恵まれた。
で、試しに実行してたところ、5時5分に家を出て、6時35分に職場に到着。
だいたい、1時間半位かかったことになる。
まあ、これを思うと、大したことはないな、という気になり、職場が近くで良かったかなと思った。

ちなみに、帰宅難民の定義みたいなものによると、

帰宅距離10キロメートル以内は全員「帰宅可能」、10キロメートルを超えると「帰宅困難者」が現れ、20キロメートルまで1キロメートルごとに10%ずつ増加、20キロメートル以上は全員「帰宅困難」としている。

とのことなので、私の場合は、もともと「帰宅可能」という扱いになるようだ。