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侵入者ゲーム 講談社文庫
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侵入者ゲーム 講談社文庫

吉村達也(著者)

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侵入者ゲーム 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 1999/08/15
JAN 9784062646772

侵入者ゲーム

¥220

商品レビュー

2.8

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

月光仮面・インベーダ…

月光仮面・インベーダーゲーム・バブルなどを題材にした短編集。最後まで一気に読ませます。長編ホラーより短編集の方が作者の魅力は堪能できます。

文庫OFF

2010/05/28

電話のなかった時代か…

電話のなかった時代からバブル崩壊まで、それぞれの時代を背景に起こった殺人事件を並べてある。最終的になにかのつながりがあるのかと思ったらなかったので、ちょっとがっかり。

文庫OFF

2017/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どの物語も当事者ならば「えっ、あの人が?」と思うような立ち位置にいる人が犯人だった。 それは母親だったり妻だったり、信頼すべき大家だったりおとなしそうな家政婦だったり。 「月光仮面を知ってるかい」は、母親の愛情の凄まじさを描いた物語。 人目を気にしつつ、文字を刻んでいる姿を想像すると切なさと狂気を感じてしまう。 「ラヴァーズ・レーンの恋人たち」の空気感がけっこう好きだった。 絶対に知られてはならない秘密。罪の意識に押し潰されそうな日々。 それでも笑顔で過ごしてきた時間。 年に一度だけの悔恨の花束。 これからこの二人はこれまでとおりの生活が続けられるのだろうか。 何も知らなかったときには戻れないのだから。 タイトルにある「侵入者ゲーム」が、人間の醜い欲望を動機としていて一番怖かったし気味が悪かった。 欲望には際限がない。 徐々にエスカレートし、より過激なものを、刺激的なものを求めるようになる。 やがて取り返しのつかない結末に行き着くまでそれは止まらない。 悪意のある傍観者として他人の人生を弄ぶのはもちろん許せない。 でも、何よりも悪意を持つようになった動機が理解できなかった。 身勝手すぎる、としか言いようがない。 命を弄びたいならば、どうか自分の命を弄んでくれと言いたくなってしまった。 それぞれの時代背景も込みで読んでいて飽きないし疲れない。 面白い物語だった。

Posted by ブクログ

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