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樋口一葉「いやだ!」と云ふ 集英社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社/集英社 |
発売年月日 | 2004/07/21 |
JAN | 9784087202496 |
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樋口一葉「いやだ!」と云ふ
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樋口一葉「いやだ!」と云ふ
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商品レビュー
3.5
8件のお客様レビュー
お札に便乗した(?)…
お札に便乗した(?)樋口一葉本。軽い内容なので、暇つぶし程度にどうぞ。
文庫OFF
2021/9/2 『にごりえ』『たけくらべ』のみ。 信如が枝を折る何ともなく読んでいたシーンを、古典文学である和歌や漢詩に求めて解釈する考察はなるほどと。 それと、『たけくらべ』をミュージカルに例えるのは面白い。美登里という女性の苦悩に焦点を当てながらも、彼女を取り巻く人々を...
2021/9/2 『にごりえ』『たけくらべ』のみ。 信如が枝を折る何ともなく読んでいたシーンを、古典文学である和歌や漢詩に求めて解釈する考察はなるほどと。 それと、『たけくらべ』をミュージカルに例えるのは面白い。美登里という女性の苦悩に焦点を当てながらも、彼女を取り巻く人々を描くことで、普遍的な人間像を炙り出している。
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日本近世文学を専門とする著者が、樋口一葉の代表作『大つごもり』『たけくらべ』『にごりえ』『十三夜』『わかれ道』を読み解き、とくにそれらのうちに「江戸的なるもの」をさぐりあてている本です。 同時に著者は、前田愛の『樋口一葉の世界』(1993年、平凡社ライブラリー)を高く評価してお...
日本近世文学を専門とする著者が、樋口一葉の代表作『大つごもり』『たけくらべ』『にごりえ』『十三夜』『わかれ道』を読み解き、とくにそれらのうちに「江戸的なるもの」をさぐりあてている本です。 同時に著者は、前田愛の『樋口一葉の世界』(1993年、平凡社ライブラリー)を高く評価しており、一葉のテクストのうちにジェンダーの問題や「金」というテーマを見いだしていますが、『にごりえ』の解釈では「闇の世界/死の世界」という前田の解釈の枠組みに対して、主人公のお力は「境界を喪失した人間」なのではないかという考えを提出しています。これは、テクスト論的な構造の枠組みを内側から踏み越えるような問題につながる指摘だといえるようにも思うのですが、この点については議論は掘り下げられておらず、ある意味では読者に解釈をゆだねているといってよいのではないかと思います。
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