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2年後に実を結ぶ生き方、考え方
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2年後に実を結ぶ生き方、考え方

弘兼憲史(著者)

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2年後に実を結ぶ生き方、考え方

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新講社/新講社
発売年月日 1999/03/27
JAN 9784915872372

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2000/04/01

この本は、人生の指針を読者に示す本には違いないのだけれども、随分と冷静な語り口でものを言っている。「2年後」までに作り上げる自分を想定して毎日を生きろという。今すぐに変わろうとしても難しいけれども、2年後という時間なら無意識に過ごすにはあっという間だが、自分を成長させようと意識し...

この本は、人生の指針を読者に示す本には違いないのだけれども、随分と冷静な語り口でものを言っている。「2年後」までに作り上げる自分を想定して毎日を生きろという。今すぐに変わろうとしても難しいけれども、2年後という時間なら無意識に過ごすにはあっという間だが、自分を成長させようと意識していればそれなりのことが出来る時間だ。  弘兼憲史の書く本は、単に売れっ子マンガ家がついでに書いた本とは違って、マンガよりもよほどいいことを言っていたりする。元々の姿勢がしっかり固まっている人というのは何をやってもそれなりの仕事をすることが出来るということなのだろう。 どういうテーマを持つにせよ、キミの周囲の人間にはそれを隠したほうがいい。 陰険だとかセコイという見方は当たっていない。コソコソ動いて2年後に周囲を驚かせようというのでもない。自分からテーマを言い触らしたり、打ち明ける必要がないからだ。これからの2年間、誰にも頼らないはずだった。テーマを口にすることは、この原則を破ることになってしまう。 なぜなら、他人に打ち明けることで、自分の中からさまざまなものが流れ出していく。 小鼻をヒクつかせて語るときには虚栄心も流れ出る。優越感もちらつくし、他人に認めてもらおうという気持ちも出てくる。いや、そういう気持ちが生まれてきたとき、誰かに打ち明けたくなるほだ。(p.112) 習い事にはよくあることだが、指導者によって正反対のことを言う。将棋のような勝負事の世界でも、「攻めなければ勝てない」という師と「守らなければ勝てない」という師がいる。 同じ世界に正反対の勝負観が存在するというのは、「矛」と「盾」どちらを選ぶかという違いはあっても正邪はないということだ。 こういうのは確信の世界であって、迷うより信じたほうが強い。(p.143) 2年という時間は積み木を完成させる時間ではなかった。高さを競う時間ではなかった。どれだけ積み木を積む作業に熱中できるかが大事であって、ガラガラと崩れた瞬間に2年目が来てもいい。 ぼくはそれを、無駄な2年だとは思わない。矛盾を露呈させずに完成直前の高さに仕上げたとしても、そこからどうせ動けないのだ。(p.152) プロとアマチュアの違いは、継続できるかどうかにある。 アマチュアでもこれはというテーマに出合い、時間をかけて作品化していけば、一本や二本はプロと同じレベルにくる。 しかし、それを継続することができない。プロがアマチュアと決定的に違う点は、一定の質の作品を量産できることだ。(p.201)

Posted by ブクログ